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子持ち30歳会社員 小児科医への道(前編)

工学部卒業のクリエイティブディレクターが、子供が産まれたのを機に医師になろうと決意!受験校選びから仕事や子育てと並行しての医学部受験まで、彼の挑戦を追った。

西島 美保

執筆者:西島 美保

社会人の学びガイド

工学部卒業後、転職を経てクリエイティブディレクターとして好きな仕事に関わり、特に不満もなかったという入江さん。30歳を過ぎ、子供が産まれ、またAllAbout「社会人の大学・大学院」医師になりたいのページをきっかけに子供を診る医師になろうと決意!そんな子持ち30歳元会社員の入江シンジさんの挑戦に迫る!
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「子供を授かったことが医師を目指すきっかけ」だと話す入江さん。


入江シンジさん(32歳)

23歳 東京大学工学部機械工学科卒業
23歳 (株)リクルートコンピュータパブリシング入社
28歳 転職:(株)ビーワークス入社
31歳 ビーワークス退社。地方国立大医学部医学科入学



AllAbout「医師になりたい」を読んで「自分は医師になる」と直感的に確信!

---クリエイティブディレクターとして好きな仕事に関わり、給与にも不満なく過ごしていた入江さん。なぜ突然医師を目指そうと思ったのですか?
突然思い立ったわけではなく、様々な職種を経験する中で、なんとなく自分は先生や医者などが向いているのではと思い始めていました。そういった漠然とした思いがある中で子供を授かり、子供の医者になりたいと考えるようになってしまいました。


---なるほど。お子さんが産まれたことが大きかったわけですね。ちなみにAllAbout「医師になりたい」のページもきっかけの一つになったそうですが…。
AllAboutのページを読むまでは、僕のような歳で医学部に入るような事例も知らなかったし、まだ自分の中では「医者になる」ということははっきりイメージできていなかったんです。このページを見つけて様々な事例を知って、初めて具体的に考えられるようになりました。実は会社で仕事中に読んでいたんですけど、もう読み終わった時には直感的に自分は医者になるんだと確信してましたね。

---そうですか。私の書いた記事がきっかけになったとは、うれしさを感じると同時に責任も感じますね。さて仕事を辞めて医者を目指すことについて、周囲のの反応はいかがでしたか?
妻は医者を目指すこと自体は良いと考えてくれたのですが、生活がどう変わっていくかという不安が大きかったみたいです。両親や上司には驚かれましたが喜んで受け入れてくれて、ありがたかったです。友人には「いまさら?」と驚かれ、また笑われました。

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