通勤電車でマーケティング戦略を練ろう!
本田:「赤島主任。20代、30代の男性にターゲットを絞りましたけど次はどうすればいんですか?」赤島:「そうだな。まずはターゲットをよく観察してみよう。どのようなものを読んでいる?」
本田:「えーと。本で言うとやはりビジネス書を読んでいる人が多いですね。後、新聞は日日新聞で、雑誌を読んでいる人は週刊日日ビジネスってところですか。」
赤島:「そうか。そうすると、やはりターゲット顧客に今回のビジネス書はぴったりマッチしているはずだな。商品的にはまず問題ないだろう。それじゃあ、次は価格面を調べてみよう。どれくらいの価格の本を読んでいる?」
本田:「はい。価格帯とすると1200円から1600円のレンジですね。」
赤島:「そうか。じゃあ、今回はビジネス界の重鎮が著者でもあるし、価格レンジいっぱいの1600円程度を目安に価格設定を行うとするか・・・次はどこで重点的に販売するかだな。ターゲット顧客はどこの駅で乗り降りすることが多かった?」
本田:「そうですね。小手先町と青坂が多かったような気がしますが・・・」
赤島:「よし。それじゃあ、小手先町と青坂の駅周辺の書店を重点地区に定めて配本を行っていこう。最後はどのようにプロモーションを行うかだけど・・・」
本田:「さっき読んでいるものを調査したときに、日日新聞や日日ビジネスを読んでいるターゲット顧客が多かったじゃないですか。そこで、日日新聞の1面に大々的に広告を載せたり、日日ビジネスに特集記事を組んでもらうというプロモーションはどうでしょう?」
赤島:「おお、本田君。この短時間で会議室マーケッターから現場マーケッターに見事に変貌したじゃないか!」
本田:「赤島主任、お褒めいただいて光栄です。これで今回のプロジェクト、100万部は間違いなしですね!」
・・・(FIN)
以上、簡単にお伝えしましたが、今回の赤島俊平と本田さゆりの通勤電車でのマーケティング戦略の構築はいかがだったでしょうか?通勤電車は将にマーケティングアイデアの宝庫です。みなさんも通勤電車でターゲット顧客を鋭く観察して自社のマーケティングに役立ててはいかがでしょうか?
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