ゲーム的要素を盛り込む
いやな作業のもうひとつの側面は、「つまらない」とか「つらい」という感覚です。だからついつい後回しにもしてしまう。
この感覚はどうしてもなくしきれませんが、少しでも軽減するために、ゲーム的な要素を持ち込んでやるといいでしょう。
例えば、私は昔テレアポをする際に、となりのデスクの同僚と、「どちらが先に○○件のアポイントをゲットするか?」を競い合ったりしていました。
こうした、気後れする作業の中に楽しさのエッセンスを混ぜてやると、気持ちの負担をかなり下げることができます。結果、当然仕事に取り掛かるまでのモタモタも軽減されます。
いやな作業をする時間を定期的にとる
ジグ・ジグラー著『売れる営業6つの習慣』のなかで、「顧客への電話は毎日決まった時間に開始しましょう」というのがあります。
色々な理由がそこにはあるのですが、何よりも重要なファクターは『習慣づけ』です。条件反射と言い換えてもいいかもしれません。パブロフの犬が、鈴の音でよだれをたらすのと同じように、10時を示すアラームとともにいやな仕事に取り掛かる準備ができる。そんなところまで自分を習慣づけることができれば、モタモタはかなり回避されます。
これは、思っているほど難しいことではありません。人間は一定の繰り返しのもとでは、それが習慣化されるようにプログラムされているからです。夜になったら眠くなるように、ランチ時間になったらおなかがへるように。
人間だからねぇ
ここまで、3つのポイントをあげてきました。
・いやな作業にかかる時間を把握する
・ゲーム的要素を盛り込む
・いやな作業をする時間を定期的にとる
これらをフルに活用しても、やはりモタモタが完全になくなることはないかもしれません。まぁ、人間ですから仕方ないですよね。
でも、上記の3つのポイントはモタモタ時間を短縮するのと同時に、あなたの心理的負担を極力抑えてくれる効果もあるのです。
楽しく仕事をするためにも、うまく活用してみてください。
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