嫌いなもの、残す?
それともすぐに食べちゃう?

さて、今回は好評の営業マンの時間管理シリーズの第4回目です。前回の第3回で、「重要度ゼロの時間、いわばムダにしている時間をつぶそう」といったことを書きました。
前回は、スキマ時間のムダ使いについて書きましたが、今回は別のムダについて触れていきましょう。

子供のころ、給食の時間にきらいな食べ物が出た。なかなかそれを口に入れることができず、ズルズルと時間だけが経っていく。気付けばもう、みんな給食を終えていて、自分だけが残されている。そんな思い出がある方もいらっしゃるのではないでしょうか? 「えいやっ!」で口に入れてしまえば一瞬なのにね。

大人になった今でも、多くの方は同じようなことを繰り返しています。少しだけカタチを変えて。ただ『きらいな給食のメニュー』が『いやな仕事』に変わっただけのこと。

いやな仕事を目の前にして、でもとっかかりに時間がかかってしまう。スタートダッシュが切れない。このモタモタしている時間は、まさに『重要度ゼロの時間』ですよね。

これはまさに気持ちの問題ですね。100%ストイックにならない限り、こういった時間をゼロにすることは難しいですが、ある程度の効率化は可能です。そのための、ポイントを3つほどご紹介しましょう。

いやな作業にかかる時間を把握する

そのいやな作業というのは、多くの場合が雑務などの小さな仕事の集合体なのではないでしょうか? 例えば、交通費の清算書を書くとか、お礼状を出すとか。感覚としては「いや」というよりも「めんどくさい作業」といった感じ。

そういうのは、気持ちのなかでドンドン負担が大きくなっていくものです。でも、実際のところ手をつけてみると、意外なほどあっさりと終わってしまうことも少なくありません。

「あれ?こんなにすぐに終わるんだったっけ?」という感覚。まさに、嫌いな給食を、鼻をつまんで一気に飲み込むようなもの。一瞬の作業です。

と、そういう経験は誰でも多かれ少なかれあると思います。ここで問題なのは、『気持ちのなかでドンドン負担が大きくなっていく』ということです。実態が掴めていないので、敵を過大評価してしまい、ズルズルとしてしまう。だから、まずは敵を知ることです。

具体的には、あなたが「いやだなぁ」と思う作業にかかる平均時間を割り出すこと。そうすると、ちょっとめんどくさいと感じたときも「ほんの20分間ガマンすれば良いから」などというふうに考えることができ、スタートにブレーキがかかるのを防止することができます。

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