営業のノウハウ/営業の提案書作成のコツ

パワーポイントで提案書を作成するコツ(5ページ目)

提案書やプレゼン資料を作成するための専門ソフト。それがパワーポイント。今回の特集では、このパワーポイントを使って、提案書やプレゼン資料を作成するための基本テクニックをご紹介します。

執筆者:鹿俣 之信

Lesson4 オートシェイプ(図形)で理解を助ける

プレゼンテーションをより分かりやすいものにするためには、図解が必要不可欠だ。効果的な図解は、聞き手の理解を助ける。また、図形や画像などのイメージを使うことによって、プレゼンテーションが単調にならないようにできる。聞き手に飽きられないようにする工夫が大切なのだ。

プレゼンテーションにおいて、テキストとイメージは相互補完の関係。テキストは、イメージだけでは表現しきれない細かい部分を補足する。イメージは、テキストだけで表現すると複雑な場合に理解を助ける。それぞれの利点を理解して、上手に活用しよう。

また、テキストに比べて、イメージは記憶に残りやすい。セールスポイントには、必ず図・表・グラフなどのイメージを使って、顧客の記憶に残るように配慮しよう。

● オートシェイプを追加してみよう

3枚目のスライドを表示し、ツールバーの[オートシェイプ]-[基本図形]-[円柱]をクリックする。

※ツールバーが表示されていない場合は、[表示]-[ツールバー]-[図形描画]を選択する。

図形を描く範囲をドラッグして指定する。

● オートシェイプの書式を変えてみよう

書式を変えたいオートシェイプを右クリックして、ショートカットメニューから[オートシェイプの書式設定]を選択。

塗りつぶしの色や、枠線の色や太さを指定することができる。設定が終わったら[OK]ボタンをクリック。

● オートシェイプにテキストを追加してみよう

テキストを追加するオートシェイプを右クリックし、ショートカットメニューから[テキストの追加]を選択する。オートシェイプの中に、テキストを入力できるようになる。

テキストを入力する。ここでは「顧客DB」と入力。

● オートシェイプのテキストの色を変えてみよう

オートシェイプの中のテキストは、書式を変更することができる。やり方は、Lesson3と同じ。文字をドラッグして選択し、メニューから[書式]-[フォント]を選択する。

練習問題:3枚目のスライドを、下図のように変更してみよう


インデックス
Lesson1 アウトラインでプレゼンの構成を作る
Lesson2 デザインテンプレートで見栄えの良くする
Lesson3 テキスト(文字)はプレゼンのシナリオ
Lesson4 オートシェイプ(図形)で理解を助ける
Lesson5 表を使って整理する
Lesson6 グラフにすれば一目瞭然

この記事を知人に紹介
この記事の内容がお役に立ちましたら、ぜひお知り合いの方にメールでおすすめしてください。
 → いますぐおすすめ
ニュースレターを購読 あなたの一票に投票
新着記事のご案内やショートコラムなどのお役立ち情報をメールでお届けします。もちろん無料です。ぜひご登録ください。 より現実に合った記事をお届けするために、みなさまのご意見をお聞かせください。
 → いますぐ登録  → いますぐ投票
  • 前のページへ
  • 1
  • 4
  • 5
  • 6
  • 8
  • 次のページへ

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます