お年玉の入れ方、間違っていませんか? 正しいお札の折り方
ポチ袋(お年玉袋)へ無造作にお金を入れていませんか? お札の折り方や紙幣・硬貨の裏表などお金の入れ方にもマナーがあるので、きちんと覚えておきましょう。お年玉だけでなく、様々なシーンで役立ちます。基本は、袋を開けたときに紙幣が開きやすいことと、紙幣も硬貨も表を向いていることです。紙幣はできるだけ新札を準備しましょう。
お札の表裏と折り方・入れ方
■お札の裏表と折り方紙幣は肖像があるほうが表です。開いたときに表が見えるよう表を内側にし、左→右の順にゆるやかに3つ折りします。袋の大きさによっては4つ折りにすることもありますが、縁起が悪いと感じる方も少なくないので、できるだけ避けたほうが無難です。
■お札の入れ方
ポチ袋を表に向け、折った紙幣(上記参照。右側がかぶさった状態)を、天地が逆さまにならないようにして入れます。硬貨も表にして入れましょう。
硬貨の裏表と入れ方
■硬貨の裏表と入れ方
硬貨は製造年が刻印されているほうを裏と考えます。従って、絵柄・漢数字のあるほうが表。製造年・ローマ数字のあるほうが裏(5円硬貨は、ローマ数字はありません)。
ちょっとしたことですが、こうした配慮が行届いていると相手の方も取り出しやすく、見た目も美しくて嬉しさが倍増します。心づけを渡すときも同様ですから、ぜひお役立てください。
お年玉の金額相場
お年玉の金額に悩んだら、最近の金額相場を参考にしてみてください。- 未就学児……1000円を中心に、1000円~3000円
- 小学1年生~3年生……1000円~3000円
- 小学4年生~6年生……3000円~5000円
- 中学生……5000円を中心に、3000円~10000円
- 高校生……5000円~10000円
- 専門学校生・大学生……10000円
お年玉は何歳まであげる?
お年玉は何歳まであげてもよいのかという決まりが特にあるわけではないので、「成人するまで」「社会人になるまで」「高校を卒業するまで」など、自分の中で基準を決めておくといいでしょう。親戚同士でいつまであげるか、金額はどうするかを決めておく家も多いです。お年玉袋の書き方
ポチ袋(お年玉袋)のデザインにもよりますが、基本的には、渡す相手の名前を表面に記載し(本来は左上に記載。デザインによっては右上などに記載)、自分の名前を裏面の左下などに記載します。【関連記事】