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ウイスキー&バー/バーで気をつけたいマナー

32回 バーの酒と氷/なぜストローは2本か(2ページ目)

酒と氷についての記事。枕にフローズンカクテルにはなぜストローが2本添えられるのかを語っている。で、あまり意識されない氷の硬さ、そして飲み頃温度は何度かまで、ちょっと大サービスしてみた。

協力:サントリー
達磨 信

執筆者:達磨 信

ウイスキー&バーガイド

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冷たい飲み物は、冷たいうちに

冷たいものは冷たいうちに。
冷たいものは冷たいうちに。水割りも氷が溶けてなくならないうちに飲む。
硬い氷を使うバーというのは、一度ロック用に氷を整形した後、1昼夜あるいはもう少しさらに冷凍庫に置き、硬くしめるという手順を踏んでいる。
人の味覚はいろいろでウイスキー・オンザ・ロックの氷がそれなりに溶けてくれたほうがいいという人もいれば、溶けにくくウイスキーがよく冷えるほうを好む人もいる。わたしはゆるい氷のパキーンという音が嫌いではない。ロックを飲むぞ、という気分を高めてくれる。でも硬いほうが好みだけどね。
ひとつ忠告しておくと、氷の溶けきらないうちに飲むのがマナー。おしゃべりばかりして、飲み終わらないういちに氷が溶けてなくなっちゃうっていうのは失礼なこと。冷たいものは冷たいうちに飲みなさい。
 

体温のプラス・マイナス25~30度

では、ついでにコールドドリンクの飲み頃の温度、適温ってどのくらいか。
一般的に体温のマイナス25~30度といわれている。体温を36度とすれば、
冷たい飲み物は6度くらいから11度くらいの間がいいということになる。なんとなくわかるでしょう。これは白ワインとかビールといった酒にも当てはまることだ。
ホットドリンクも同じで、人間が飲み物をおいしく感じられる温度、味覚がよく働く温度は体温のプラス・マイナス25~30度と覚えておこう。だからホットドリンクは体温を36度とすれば60度以上はあったほうがおいしく、上は76度前後って温かさがいい。
意外とぬるく感じる温度だ。でも、こだわりのコーヒー専門店にいけばわかるでしょう。普段口にしているコーヒーの温度よりぬるく感じるはずだ。ホットウイスキーをつくる時はこの温度を目安にして欲しい。熱過ぎるとウイスキー本来の香味が損なわれる。

「男は読むな!いい女に贈る記事」シリーズもご一読いただきたい。
 

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