実際の色味より見せたい色味にして撮ることも
ホワイトバランスの変化で色味が変わることがわかりました。これを応用すると、あえて見せたい色味にして撮影することもできるわけです。食べ物などは色味によって大きく印象が変わります。おいしく見えるかどうかもこの色味は大事な要素です。実際の色味より見せたい色味になるようにホワイトバランスを設定して撮影してみるという方法もあります。
抹茶のチョコレートをサンプルにホワイトバランスを光源の色温度に合わせて撮影。過不足ない色味で写りました |
少し赤味を加えるためホワイトバランスの色温度を高めに設定して撮影。上の写真とくらべて多少赤味が加え、緑がやや黄緑がかりました。好みとして赤を加えた色にしたい場合はこちらの写真を使うようにします |
参考までに青味がけた場合の写真も |
ホワイトバランスを設定し直して撮影してみると色味をコントロールできます。あえてホワイトバランスを変えて、好みの色味で撮ってみるという楽しみ方も試してみてはいかがでしょうか。
「デジカメ超ビギナーシリーズ」は初めてデジカメを使う方を対象にしたシリーズです。これまでの記事一覧はこちらです。どうぞご参考に!
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10.初めてでもきれいに撮れるイルミネーション
11.初めてのデジカメお手入れ方法
12.デジカメの画素数は大きければいいの?
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写真・テキスト 瀬川陣市
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