男が初めて厨房に入る日は
あるアンケートによれば、夫が定年になったときに、妻が感じるストレスの第一位が『夫の食事作り』なのだそうです。ならば自分で作りましょうか。自分が食べるものを作るのは簡単です。 不味かったとしても自分が我慢すればいいだけです。 最低限の調理器具を使って、使った後は綺麗に片付けて、食べた食器を洗えばいいのです(作るのはいいけど、キッチンを汚されるのはイヤ!と思ってる妻も、私を含めて多いはず)。 でも、妻の分まで作るとなると、話はちょっと違ってきます。材料を買いすぎず、なるべく家にある食材で作る。キッチンを綺麗に使って、後片付けをきちんとする。料理中、あれこれ妻に訊かない。といった事を念頭において、邪魔にならないように、でしゃばらずに、肩の力を抜いて料理を作ってみましょうか。
いうことで、今日は、普通の家庭のキッチンや冷蔵庫に、常備してありそうな食材だけで、エスニックな料理を作ります。
挽肉と野菜の甘みそ丼の材料(4人分)
挽肉と野菜の甘みそ丼の作り方・手順
挽肉と野菜の甘みそ丼の作り方
1:

大根の皮をむいて5ミリ角に切る。大根の茎も5ミリに切る。キャベツも同じ位の大きさに切る。ボウルに入れて塩小さじ1(分量外)を振りかけてもんでしばらく置く。
キャベツがないとか、分量が足りないといったときには他の野菜(例えばキュウリ)を足す。
2:

玉ねぎを5ミリ角に切り、ピーマンとシメジも同じ位の大きさに切る。赤唐辛子は小さく刻む。にんにくと生姜は大根おろし器ですりおろすか、チューブ入りのものを用意する。
3:

調味料Aを混ぜ合わせておく。
4:

(1)のボウルに水を張って、ザルにあけ、手の平で押して水気を絞る。(からからに絞る必要はない。)
5:

フライパンを熱し、サラダ油をしき、ひき肉を炒める。ポロポロになったら軽く塩コショウして下味をつける。
ペーパーでひき肉から出た余分な油をふき取ると、カロリーが抑えられる。
6:

次に赤唐辛子、ニンニク、生姜、玉ねぎを加えて炒め、玉ねぎが透き通ったらシメジ、ピーマン、(4)を加えて2~3分炒める。
7:

(3)の調味料を加えて炒めて汁気を飛ばす。
ここで味見する。味が薄いと感じたら、醤油を少々加える。ちょっと物足りないと感じたら塩コショウで調整する。
ここで味見する。味が薄いと感じたら、醤油を少々加える。ちょっと物足りないと感じたら塩コショウで調整する。
8:

汁気がなくなったらごま油を回しいれ、軽く混ぜて火を止める。
9:

器に盛って食卓に出すか、 どんぶりにご飯を盛り、ひき肉と野菜の甘辛みそをかける。何か青味があれば添える。
10:

ひき肉と野菜の甘みそ丼。
盛り付け例
11:ワンプレートランチ風

お洒落にサンチュに巻いて食べます。刻んだトマトと茹でアスパラを散らしました。
12:野菜たっぷり丼

刻んだサンチュ(又はレタス)と挽肉と野菜の甘みそをご飯の上に盛り合わせ、刻んだトマトを振りかけた、ヘルシーランチ丼。