イタリアにはいわゆる「冷麺」はありません
夏にはやっぱり冷たい麺類をするする~とすすりたくなりますよね!ではパスタにもあるか? といえば、実はこれイタリアにはないのです。イタリアで、茹でたパスタを冷たい水で洗って、冷たく食べるという習慣はありません。実は冷製トマトのカッペリーニは、日本からの逆輸入パスタだったので、イタリアでは「定番」というパスタ料理ではないのです。
では、イタリアでは暑い夏にいったいどんなパスタを食べているかというと、「ぬるい」パスタを食べるのです。ポイントは、パスタは茹でたて熱々なのですが、ソースが冷たいこと。つまり混ぜ合わせるとちょうどいい感じでぬるくなります。これをパスタ・ティエーピダ(Pasta tiepida)といい、イタリアの夏のポピュラーな食べ方です。またぬるめな温度から、食欲のない夏でもぱくぱくといただけます。また、ピクニックやランチボックスにも重宝されるパスタメニューなのです。
では、イタリアでは暑い夏にいったいどんなパスタを食べているかというと、「ぬるい」パスタを食べるのです。ポイントは、パスタは茹でたて熱々なのですが、ソースが冷たいこと。つまり混ぜ合わせるとちょうどいい感じでぬるくなります。これをパスタ・ティエーピダ(Pasta tiepida)といい、イタリアの夏のポピュラーな食べ方です。またぬるめな温度から、食欲のない夏でもぱくぱくといただけます。また、ピクニックやランチボックスにも重宝されるパスタメニューなのです。
真夏のイタリアンパスタの材料(2人分)
真夏のイタリアンパスタの作り方・手順
パスタの作り方
1:
にんにくは底を切り落とし、ボウルにたっぷり目に擦り付けます。湯むきしたトマトは、皮と種を落とし、ザク切りにしてボウルに入れ、塩をして混ぜ合わせます。
2:
オリーブはスライスし、ツナ缶は水を捨てて、トマトの入ったボウルに入れます。ケイパーも入れてよく混ぜ合わせます。全体が馴染んだら、オリーブオイルを注ぎ入れ、トマトの形が崩れないようにして混ぜ合わせます。
ポイント!‥ツナ缶は油漬けでも大丈夫ですが、しっかりと油を切って下さい。3:
スカモルツァチーズを食べやすい大きさにきり、刻んだイタリアンパセリを加えてさらに混ぜ合わせます。
4:
塩をたっぷりめにして茹でたパスタをザルに上げ、大きめのお皿に盛り、3のソースを手早く混ぜ合わせて頂きます。
5:
大きめのお皿で混ぜてから、小分けするのがイタリア流!
ガイドのワンポイントアドバイス
好みで帆立貝のお刺身などを入れても美味しくいただけます。スカモルツァチーズが、パスタの熱で、少しとろりとなると本当に美味しく召し上がれます!大きめのボウルのようなお皿で混ぜ合わせてから、各々のお皿に取り分けするとよりイタリアっぽくなります。サラダ感覚で食べられるパスタです。お弁当にする時は、もう少しオリーブオイルを足して混ぜ合わせて下さい。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。