意外にバラエティ豊か、アジアのパン

日本のインド料理屋でもおなじみのナン。自然種で発酵させた生地をタンドール窯で焼く

日本のインド料理屋でもおなじみのナン。自然種で発酵させた生地をタンドール窯で焼く

気軽に作れ食べられるチャパティ

気軽に作れ食べられるチャパティ

インドをはじめ、パキスタンやイランなどでは全粒粉の小麦粉から作る無発酵のパン「チャパティ」が日常的に食べられています。チャパティと似た「ロティ」は少し厚めで、小麦粉以外を使うこともあります。日本のインド料理屋で見かける「ナン」は、ペルシャ語で「パン」を意味する言葉。イランは知られざるナンの故郷です。タンドールと呼ばれる窯で焼いたふっくらしたパンで、作るのに手間もかかるので外食時などに食べる少し特別な存在。家庭ではチャパティが一般的です。

 

マレーシア名物ロティチャナイ (c)ASEAN-Japan Centre

マレーシア名物ロティチャナイ (c)ASEAN-Japan Centre

人口の約1割がインド系のマレーシアでは、小麦粉と卵の生地にバターを織り込んで焼く「ロティチャナイ」が名物。カレーソースなどをつけて食べます。中国には卵をたっぷり使った「マーラーカオ」という蒸しパンがありますが、こちらもマレーシアから伝わったという説があります。ベトナムはフランスの植民地であったため、バゲットの味も評判です。

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