ソーキ汁のレシピ! 沖縄風豚スペアリブのお吸い物を作る
暑いからといって冷たい料理や飲み物ばかりでは体が冷えてしまい、夏バテの原因にもなります。そこで豚肉を使ったパワーの出る料理をご紹介します。豚肉に豊富に含まれているビタミンB1は疲労回復の効果があります。また清涼飲料水などを一気に飲むと一時的にビタミンB1欠乏症になったりもしますから、豚肉は夏バテ解消に最適の食材のひとつだといえるでしょう。しかし暑い中こってりとした豚肉にはなかなか食欲が湧かないですよね。そこで暑い中でも豚肉をたっぷり食べる沖縄に学びます。
今回は、夏でもパクパク食べられるおいしい沖縄の豚あばら肉のお吸い物、ソーキ汁。健康食材の昆布もたっぷり入っています。さあ、元気に夏を乗り切りましょう。
今回は、夏でもパクパク食べられるおいしい沖縄の豚あばら肉のお吸い物、ソーキ汁。健康食材の昆布もたっぷり入っています。さあ、元気に夏を乗り切りましょう。
ソーキ汁の材料(3~4人分)
ソーキ汁の作り方・手順
ソーキ汁の作り方
1:豚スペアリブを茹でる。
豚スペアリブを水から茹でます。沸騰したら火を止めて、茹で汁は捨て、流水で洗います。茹で汁は左の写真ぐらい濁ります。
2:弱火にして1時間~1時間30分ぐらい煮込む。
新しい水で、もう一度豚スペアリブを水から茹でます。今度は沸騰したら弱火にして1時間~1時間30分ぐらい煮込み、肉が骨から落ちそうになるぐらいトロトロの柔らかさにします。茹で汁は写真のように最初のときより大分きれいになっています。2度茹でることで豚の臭味や雑味、余分な脂が落ちるわけです。この茹で汁も捨ててしまいます。
3:鍋に具材を入れ、火にかける。
豚を煮ている間に、昆布とカツオブシで出汁をとり、また野菜を一口大に切っておきます。ニンニク、ショウガは千切りにし、昆布は食べやすい大きさに切るか、一度水でさっと戻して結んでから切り、いわゆる結び昆布にします。
鍋にニンジンや大根などの根菜、豚スペアリブ、昆布、ニンニク、ショウガを入れ、カツオ出汁を入れて火にかけます。瓜類は煮崩れるのであとで入れます。
鍋にニンジンや大根などの根菜、豚スペアリブ、昆布、ニンニク、ショウガを入れ、カツオ出汁を入れて火にかけます。瓜類は煮崩れるのであとで入れます。
4:沸騰したら弱火にする。
沸騰したら弱火にし、塩少々としょう油数滴を入れます。さらに5分ほど煮たら瓜を入れ、瓜に火が通ったら完成です。最後に味見をして塩で味を調えてできあがりです。
※塩としょう油は最初は少なめに入れ、最後に味を見ながら塩で調味するのが良いです。あっさりと仕上げたいので、しょう油は数滴程度にします。
※塩としょう油は最初は少なめに入れ、最後に味を見ながら塩で調味するのが良いです。あっさりと仕上げたいので、しょう油は数滴程度にします。
ガイドのワンポイントアドバイス
沖縄ではソーキブネと呼ばれる豚の骨付きあばら肉、つまりスペアリブを使います。野菜は適当にあるものを使えば良いですが、瓜類との相性が抜群です。トウガンがいいですね。写真では、畑で間引いた小さなニンジンと大きくなりすぎたズッキーニを使っています。煮込んだズッキーニと肉の相性もとても良いものです。昆布が好きだったらたっぷり入れましょう。豚と昆布は最高においしい組み合わせだと思います。僕は昆布が好きでいくらでも食べてしまいます。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。