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フィレンツェの名家のオリーブオイル:ラウデミオ イタリア貴族のオリーブオイル

イタリアはフィレンツェの貴族フレスコバルディ家のオリーブオイル。伝統的な製造方法で作られるオイルは、イタリア料理での抜群の調味料です。

沈 唱瑛

執筆者:沈 唱瑛

イタリアンの基本ガイド

極上至福のオリーブオイル

ラウデミオ
LAUDEMIO

御家庭に何本のオリーブオイルがありますか?
我家は2本別々のオリーブオイルを必ず用意しています。ひとつは火を使う料理のため、ひとつはサラダやパスタ、グリルなど最後の料理の決め手となる「仕上げ用」です。この「仕上げ用」オリーブオイルは、鮮度や風味がことさら重要で、それにより料理の仕上がりをワンランク、ツーランクあげることができる、もはやイタリア料理の魔法の雫といったところです。

その「仕上げ用」オリーブオイルは、もちろんエキストラヴァージンオイルですが、私の一番のお気に入りはラウデミオ。イタリアの名門貴族フィレンツェのフレスコバルディ家の農園で作られているオリーブオイルは、13世紀以来の伝統的な製法を守って製造され、今でも世界的に高く評価されています。

なぜ、こんなに良質なオリーブオイルなのでしょうか。
海抜200~500mの傾斜地で、日ざしが強く、涼冷な東北風が吹き、昼夜や季節による温度差がはっきりとしていて、水はけの良い乾燥地だからです。この条件はワインにもいえることで、そういった条件下でフレスコバルディ家は多くの世界中の人々に愛されているワインをも製造しています。

オリーブは、フラントイオ、モライオロ、レッチィノの3種を混植。収穫はフラントイオが熟しはじめる11月の初旬から中旬に、すべて手作業で行われています。

採油は、手摘み後48時間以内に行われ、低温環境下で砕かれたオリーから自然流出させるよう約2ヶ月を費やします。そして分離した透明なオイルだけが瓶詰めされるという、オリーブオイルという名よりもオリーブジュースといったほうが、その名に相応しいと思える丁寧な製造です。

またオリーブオイルは保存が非常に難しいもの。色がきれいだからといって、日のあたる所になんておいてしまっては、一発でダメになってしまいます。それはフレッシュなオリーブのジュースを日焼けさせてしまえば、風味は落ちてしまいます。その点、ラウデミオのオリーブオイルは箱に細工がしてあり、外からの光をオイルに当てないよう、箱上部に穴が設けられ、そこにオリーブオイルの口をつけるので、冷暗所におくのは当然ですが、万全の保護をします。

せっかくこだわってイタリアンなテーブルを囲むのであれば、最後にオリーブオイルのアクセントを忘れずにしたいですね。
良質のオリーブオイルは、シンプルにパンにつけてよし、スープに、パスタに、サラダに、メイン料理、魚介類など…汎用性高く、さらなる美味しさをもたらしてくれます。

是非御家庭でもオリーブオイルを使い分けてよりおいしいイタリアンテーブルを作って欲しいと願います。

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フレスコバルディ家のワインはこちらからどうぞ!

オリーブオイルを使ったメニュー
ズッキーニとピーマンのマリネ
トマトとモッツァレラのサラダ オレガノ風味
トマトのブルスケッタ

最後のオリーブオイルが決め手となるパスタメニュー
ブロッコリーのパスタ
イタリア式冷製パスタ
キャベツとアンチョビのパスタ
ペペロンチーノスパゲッティ
バジリコたっぷりジェノヴェーゼパスタ

決め手のオリーブオイルで料理が更に美味しくなるメインディッシュ
牛肉のタリアータ
カジキマグロのグリル
ローズマリーのポルペッティ
チキンのオーブン焼 オレガノ風味

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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