焦げやすい味噌と味醂の力を借りて焦げ目をつける
今日は、鶏肉を電子レンジで焼きます。普通は電子レンジで加熱しても焼き色はつかないのですが、焦げ付きやすい調味料を利用して、こんがり焼き上げます。フライパンやグリルで焼いたものに比べ、香ばしさは少ないですが、短時間でふっくら焼きあがるのが長所です。うっかり焦がしてしまう失敗も少ないです。暮れの忙しい日や、時間がないときはこの手で行きましょう。夜に漬けておけば、翌日のお弁当のおかずになります。次に、鶏肉の旨味がにじみ出たみそだれが、もったいないので、それを利用してみそ野菜炒めを作ります。
鶏肉のみそ焼きの材料(2人分)
鶏肉のみそ焼きの作り方・手順
鶏肉のみそ焼きの作り方
1:
鶏肉の皮を、フォークでつついて穴をあける。 ポリ袋にみそだれの材料を入れて手でもんで混ぜる。
2:
味噌を鶏肉にまぶしつける。
3:
ポリ袋に戻して全体にまぶしつけ、口を結んで冷蔵庫で、半日から一晩漬ける。
2の工程を省いて、鶏肉を直接ポリ袋に入れて、味噌をまぶしてもよい。4:
みそをこそげ取り、耐熱皿に皮目を下にしてのせ、ラップ無しで、電子レンジ(600W)で3分加熱する。
5:
裏返して、ラップ無しで、3分加熱する。肉の真ん中を高くして皿にのせると満遍なく熱が伝わりやすい。
しっかり焼けてる部分と、生の部分がある場合は、写真のように、火を通したくない部分をアルミホイルでおおうと良い。真ん中を高くする=肉の周囲を丸め込むようにして、中央をこんもり盛り上げる。6:
火が通ってない部分があれば、数十秒追加加熱する。切り分けて皿に盛り付ける。
ラップなしで電子レンジにかけるので、汁が飛び散る可能性があります。終わったら濡れ布巾でレンジ内を拭いておきましょう。7:
下に敷いてあるのは水菜です。
野菜の味噌炒めの作り方
8:
キャベツはザク切り、にんじんは薄い短冊切り、エリンギも短冊切り、たまねぎはくし切り、ピーマンは縦に細く切る。 フライパンにサラダ油を熱し、にんじんを炒め、にんにくと赤唐辛子を炒め、ごま油を足して、その他の野菜を加えて炒める。
最初に硬いにんじんを炒める。9:
ポリ袋からみそだれを絞り出して加えて炒めあわせ、醤油で味を調える。
ポリ袋に炒めた野菜を少し入れて、からめてフライパンに戻せば、残らず使いきれる。10:
鶏肉の味噌焼きと、残った味噌だれで味付けした野菜のみそ炒め。一石二鳥料理。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。