グルメ・各国料理(海外)/ヨーロッパ・アフリカ美食旅プラン

有名人御用達カフェもある!ポルト&北部地方(10ページ目)

スローに旅したいポルトガル。リスボンから北へ約300kmのポルトと北部地方を訪ねました。かのポートワインの故郷には、ハリー・ポッターの作者が訪れたカフェや世界的巨匠シザの建築したカフェもありました。

古屋 江美子

古屋 江美子

旅行 ガイド

ライター。旅行やグルメを中心にWebや雑誌など様々な媒体で活躍。これまでに訪れた国は約40ヶ国。出産後は育児ジャンルにも活動の場を広げ、出身地である山梨県の「やまなし大使」としても様々な情報を発信中。現在は神奈川県在住。

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身も心も温めてくれるポルトガルのスープ

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アレトリアのスープ
極細のパスタ「アレトリア」を使ったスープ。ポルトガルではスープの具にもよく使われる。Sheraton Porto Hotel & SPAのダイニング( Porto Novo )にて


カルド・ヴェルデ
優しい風味のカルド・ヴェルデ
最後にこの地方特有のスープをご紹介しましょう。Caldo Verde(カルド・ヴェルデ)と呼ばれる緑のスープです。チリメンキャベツの千切りに玉ねぎとじゃがいもを加えるだけと、レシピはいたってシンプル。素朴な味わいが嬉しい、ポルトガルを代表するスープのひとつです。

味噌汁の具の組み合わせほどもありそうな、多彩なポルトガルのスープ。上の写真はポルトで滞在していたホテル、Sheraton Porto Hotel & SPA(シェラトン・ポルト・リゾート&スパ)のダイニング( Porto Novo )でいただいたアレトリアのスープです。シェラトンは機能性に優れたデザインと設備が揃い、かなり快適なホテルでした。ポザーダなどの伝統的なホテルから、小さなB&B、さらにこうした都市型ホテルまで。レストランのみならず、宿泊施設の選択肢の多さもポルトガルの魅力といえるでしょう。



ポルトガルには、「遊びのリスボン、労働のポルト、学びのコインブラ、祈りのブラガ」というフレーズがあります。それだけ地方ごとに独特の味があるということですね。ポルトガルのなかでも、とくにポルトには郷土愛が強い人も多い印象をうけました。ポルトのガイドさんとリスボンのドライバーさんの会話を聞いていると、それぞれの故郷自慢のなかに微妙なライバル心(?)も垣間見えて面白かったです。

旅をすればするほどその奥深さに驚かされるポルトガル。ぜひみなさんも、ポルトガル時間のスローな旅を楽しんでみてください。

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