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急増中!「フィットネスのコンビ二」・続編(4ページ目)

前回お伝えした、現在全国に急増中の「フィットネスのコンビ二」。今回はそこで実施されるトレーニングメニューの中身と、実際にガイドが体験してみた感想などをお届けしたいと思います。

執筆者:柏木 珠希

運動生理学だけでなく心理学の面からも
緻密に計算されたプログラム

このサーキットトレーニングを体験してまず思ったのは、よくできたプログラムだなぁということ。

前のページにも書いたように、短いトレーニング時間でトレーニング効率をもっとも高めるためのくふう運動初心者にも続けやすいくふうがいたるところに散りばめられているなと感じました。

そして、これらの“くふう”は、運動生理学的な見地からだけではなく、心理学的な点からもよく考えられているとも感じました。

たとえば、円状にトレーニングマシーンを配置している点。
これだと、相互観察の関係が生まれる、つまり参加者全員がお互いの顔を見られるので、「途中でリタイアしづらい→よし、がんばろう!」という気になります。

また、みんなが輪になってつながることで、ある種グループダイナミクス(心理学辞典では「集団力学」などと訳されますが)的な高揚感といいますか、エアロビクスをやっているときと同様のある種のハイな状態になると予想されます(当ガイドが体験したときには、ひとりでしたが)。

それでいて、エアロビクスのレッスンのようにスタート時間が決まっておらず、いつでも参加していいのですから、なかなかうまくできています。

目的に合わせて利用者が
「デパート」と「コンビ二」を選ぶ時代に

カーブスの大きな特徴は「No Men」、すなわち男性がいないこと。インストラクターも女性です。
ハード面(施設)の特徴「3Mがない!」(Men=男性、Make-up=化粧、Mirror=鏡。詳しくは前回の記事をどうぞ)に関しては、私は「目の保養にマッチョな男性のカラダも見たいしなぁ」とか、鏡にオノレの姿を写し、「おっ、最近私の上腕二頭筋、いい感じじゃん」とか思ってみたいタチなので、ちょっと物足りなさはありますが。

ただ、昔、うちの母にスポーツジム通いを勧めたときに「レオタードとか水着とか着るんでしょ? もうちょっとヤセてから行くわ」と言われたことがあるので、ファッションや自分の体型を気にせずに行けるジムは、ちょっと上の年齢層や運動初心者にとっては行きやすいと思いましたね。

おそらく、フィットネスクラブに男性との出会い(!?)や、ジャクジー、サウナ、エステなどのリラクゼーションを求める人は「フィットネスのデパート」である大手フィットネスチェーンへ、運動初心者余計なものはいらないから、トレーニング効果だけを追及したい人はカーブスのような「フィットネスのコンビ二」へと、利用者が目的に応じて選ぶようになるでしょう。

ただ「ターゲットは主婦層」(株式会社カーブスジャパン広報土居浩一郎さん)とおっしゃるように、今のところ営業時間は10時~19時までと短いのですが、これが本当にコンビ二上陸当初のように朝7時から夜11時までとかオープンするようになったら、OLさんたちにとってもかなり魅力的な存在になるのではないかと感じました。

【カーブス】
URLhttp://www.curves.co.jp/index.html
※現在、全店舗で無料体験会予約受付中。
問い合わせは最寄りの店舗まで(店舗検索ページはこちら)。
受付時間10:00~19:00(平日)、10:00~13:00(土曜日)
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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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