シミのできやすさは遺伝子に関係している?
美肌に大敵のシミにも遺伝子が関係している?! |
シミは紫外線や加齢などによって悪化することがわかっていますが、個人差も大きいのは事実。
紫外線を浴びてもシミができにくい人、年をとってもシミが増えない人……など、ちょっと複雑なシミ事情には、実は遺伝子が関係しているらしいことが、ポーラ化成工業研究所の研究でわかりました。
同研究所で、20代~50代の日本人男女245人のシミの程度を、軽い順から1~5段階に分類し、同時に「MC1R」という髪の色や肌の色を決める遺伝子の1つを分析しました。(ちなみに「MC1R」の欠損・変異型遺伝子を持つ人に、赤毛、色白の人が多いことも確認されています)
加齢、紫外線の影響とシミ遺伝子
遺伝子タイプの分析でシミのできやすさがわかるのは便利ですね。 |
今回の結果では、245人のうち、
■「加齢と紫外線の両方の影響でシミができやすい人」は142人、
■「加齢よりも紫外線に影響を受けてシミができやすい人」が38人、
■「紫外線よりも加齢の影響でシミができやすい人」が31人、でした。
シミ遺伝子分析でより的確なシミ対策を
加齢、紫外線など自分のウィークポイントを知って、的確なシミ対策を行えそう! |
ポーラ化成工業
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