台風が来ると太るって本当!?食事やマッサージで賢く乗り越えよう [ストレッチ] All About

台風が近づくと頭痛がする、肩こりがひどくなる…そんな人も多いですよね。
台風の正体は発達した低気圧なので、気圧に影響を受けやすい人は、体調不良を感じたり、自律神経の不調から太りやすくなったりすることも。

大型台風が次々とやってくるこの季節も、美しく健やかに過ごしたい！　というあなたのために、台風シーズンを乗り越えるダイエット方法を紹介します。

そもそも台風とは……巨大な低気圧？

熱帯の海上で発生する低気圧を「熱帯低気圧」と呼びますが、このうち北西太平洋（赤道より北で東経180度より西の領域）または南シナ海に存在し、なおかつ低気圧域内の最大風速（10分間平均）がおよそ17m/s（34ノット、風力８）以上のものを「台風」と呼びます。
出典：気象庁｜台風とは

つまり台風とは“突発的で、すごく発達した低気圧”なんです。

天気と自律神経の関係と、ダイエットに影響するメカニズム

曇りや雨の低気圧時は副交感神経優位となり、
・血圧、血糖、心拍低下
・疲労感が出やすい、意欲低下
・分泌、排泄機能活性化、
・食欲増加、消化吸収促進
・心身のリラックス状態
以上のような「エネルギー蓄積」に向いた状態となります。
出典：天気と自律神経　雨の日は副交感神経優位

原因は副交感神経が優位になることという説が有力。

・低気圧の接近よる減圧の影響
減圧によって体内にヒスタミンまたはヒスタミン様物質が動員され、体内の水分が貯留し、平滑筋の収縮、血管の透過性、炎症反応が増強
・自律神経
気象変化が自律神経に影響を与えるため、最初は副交感神経の感受性が亢進（こうしん）、ついで交感神経の感受性が亢進する。
・ストレス
気象の変化をストレスとして考え、下垂体前葉、副腎（ふくじん）皮質系が作動するため起こる
出典：正しい生活リズムで「気象病」を予防しよう！（2010年4月） | 一般財団法人　茨城県メディカルセンター

どのような気象変化が人体に影響を与えているのかという、気象病を引き起こすメカニズムの解明については諸説あります。

低気圧により副交感神経が優位になり過ぎることで自律神経が乱れ、体がお休みモードに。
これにより、「だるい」「やる気がでない」といった症状が出やすくなり、気分的にもイライラを感じやすくなります。
だるくてやる気が出なければ活動量も減り、結果、血流悪化を招きます。
そのうえ、低気圧によっても血流が悪くなるため、むくみや手足の冷えといったトラブルも増えるというわけです。
出典：むくみ解消！おうちでできる「梅雨だる」対策 [ボディケア] All About

台風の低気圧によって、太りやすくなるのは梅雨時期と同じ現象でした。