「忙しい&時間がない」を理由に、平日はシャワーだけで済ませてしまう人が多い中、休日はたっぷりと時間をかけ、入浴タイムを楽しむ人も多いのが最近のバスタイム事情のようです。入浴には1日の疲れた体を休めるリラックス効果だけでなく、肩こりや腰痛緩和、冷え症改善、代謝アップ、さらには汗をかくことで痩せ体質になる効果も期待できます。

そこで今回は、「美容」「ダイエット」「リラックス」といった目的別の正しい入浴方法を詳しく紹介していきます。

お風呂でキレイになる理由

お風呂は女性にとってキレイに味方!

お風呂は女性にとってキレイに味方!

毎日のお風呂タイムを活用して美容&アンチエイジング効果を高めましょう。時間や費用もかからずとっても手軽なので、さっそく今晩から試してみませんか?

自律神経の乱れが整う
美容&アンチエイジングのカギは自律神経にあります。自律神経とは本来、昼間は活動優位の「交感神経」が、夜はリラックス優位の「副交感神経」が働き、体のリズムを整えているもの。一年単位では、暑い夏は体を休ませる副交感神経が働き、寒い冬は交感神経が優位になり、体を調節しているのです。

しかし現代は、夜でも明るいうえにPCや携帯を使う人も多いため、昼間と同じように活動モードになってしまったり、一年中冷暖房が完備されているため、寒い思いも汗をかくことも少ないことから、自律神経が乱れがち。

入浴には、このような乱れた自律神経を整える効果も高く、特にお湯の温度が二つの自律神経を刺激して働くように作用するといわれています。例えば、ぬるめのお湯は副交感神経を刺激することでリラックス効果が。熱いお湯は交感神経を刺激して気分をしゃっきりさせる効果があります。この二つ働きを賢く利用することで、自律神経のバランスが整うというわけです。

血行がよくなる
入浴で体を温めれば、血行がよくなると同時にリンパの流れもよくなります。また、浮力によって関節の可動域が大きくなると、さらにリンパの流れもアップ。これにより、むくみや冷えが改善されたり、顔色や肌ツヤも良くなる美容効果が期待できます。

お風呂でキレイになる効果的な入浴方法

昼は交感神経、夜は副交感神経というメリハリをつくるのがキレイの近道! そこで、この2つの自律神経の切り替えをスムーズにするための、朝と夜の入浴方法をご紹介します。

■朝の入浴法は熱いシャワーを
朝は熱いシャワーを浴びて体を驚かせて交感神経に働きかけましょう。可能なら、熱いシャワーのあとに冷水をかけて、さらに刺激を強くするのも◎。こうすることで交感神経が優位になり、昼を活動的に過ごすことができます。

■夜の入浴法はぬるめのお風呂を
夜の入浴では、内臓や器官を休ませる副交感神経を優位にして、体をお休みモードにしてあげましょう。それには、ぬるめの風呂(42度以下)に20分程度、半身浴をするのが効果的です。リラックス効果のある音楽を聴いたり、電気を消してキャンドルを灯すのもよいでしょう。また、寝る1時間前ぐらいに入浴し、寝るまでの間に徐々に体温を落としてあげると快眠につながります。

さらに入浴の際にマッサージをすれば、リンパの流れがよりスムーズになり、特にむくみや冷えが目立つ脚や足先に効果的です。お湯の中で足首をグルグル回したり、内くるぶしからひざに向ってグイっと老廃物を流すようにマッサージするだけでも、足元がスッキリしますよ。

次ページでは「ダイエットに効果的な入浴法」を紹介します。