ROKUの酒質が煌めく簡単、お手軽カクテル
クラフトジンROKU
3回目の今回は「ジャパニーズクラフトジンROKU」(700ml・47%・¥4,000/200ml・47%・¥1,200/価格は税別希望小売価格)をベースにした家飲みカクテルをご紹介しよう。「ROKU」に関しての製品特長の詳細は『六「ROKU」ジャパニーズクラフトジンの魅力』をご一読いただきたい。
以前、「ROKU」の飲み方として、食中酒に「ROKU」とミネラルウォーター1対1のハーフロックスタイルをおすすめした。高品質なクラフトジンの香味特性をしっかりと堪能するには、シンプルな飲み方がふさわしい。
「ROKU」は、ジュニパーベリーをはじめ、8種のボタニカルを基調としたジン原料酒に、和のボタニカル6種(八重桜、大島桜の葉、煎茶、玉露、山椒の実、柚子の皮)の原料酒をブレンドしている。自宅で楽しむ場合、まずはこれらの和のボタニカルの香味が生きる、シンプルなレシピのものをお試しいただきたい。すっきりと冴えた感覚のなかから、蕾が花開くかのように和の香味が目覚めていくのがわかる。
今回ご紹介するのは、まず最もプレーンな感覚で和のボタニカルの香味をダイレクトに味わう「ROKUジンソーダ」。次に和のボタニカルにライムのアクセントが爽やかな「ROKUジンリッキー」。そしてソーダ水とトニックウォーターを同量加える、柔らかい口当たりの「ROKUジンソニック」。3つともシンプルなレシピであってもそれぞれに印象が異なり、味わう楽しみがある。
食中酒としてもおすすめしたい。料理を選ばない柔らかい口当たりとなる。そして最後のひと口まで、豊かな品質感を満喫できる。
ROKUジンソーダ
ROKU Gin & Soda
ROKU 45ml
ソーダ水 適量
氷を入れたタンブラーにROKUを注ぎ、冷やしたソーダ水で満たす。
最もナチュラルに「ROKU」のオリジナリティを堪能できる。高品質クラフトジンの繊細で複雑な香味特性は、ソーダで割ってもバランスが崩れることがない。プレーンな爽快感とともに、香味が心地よく伸びていく感覚を覚えることだろう。
オンとオフの切り替え、気分転換に。また食前酒、食中酒としても楽しんでいただきたい。
ROKUジンリッキー
ROKU Rickey
ROKU 45ml
ライムジュース 1/2個分(15~20ml)
ソーダ水 適量
タンブラーの上でライムを搾り、皮もそのままグラスに入れる。氷を加え、「ROKU」を注ぎ、冷やしたソーダ水を満たす。ライムを潰しながら好みの酸味に調整するためにマドラーを添える。
「ROKU」の香味にライムの酸味がアクセントとなり、キレのいい爽快感が生まれる。リフレッシュしたいとき、また味の濃い食事の後の口直しにもおすすめ。
元祖はウイスキーベースの「ジョー・リッキー」。1883年、アメリカの首都ワシントンD.C.にあったバー・レストラン『シューメーカー』で、常連客のカーネル・ジョー・リッキーとバーテンダーのジョージ・ウイリアムソンがライウイスキーをベース(バーボン説有り)に創作したもの。これが広まっていくうち、すぐにジンベースが主流となり、「ジン・リッキー」となった。
このカクテルによって、スピリッツに新鮮なライムまたはレモンのジュースを入れ、ソーダ水でグラスを満たす処方をリッキーと呼ぶようになった。
ROKUジンソニック
ROKU & Sonic
ジャパニーズクラフトジンROKU 45ml
トニックウォーター 適量
ソーダ水 適量
氷を入れたタンブラーに「ROKU」を注ぎ、冷やしたトニックウォーターとソーダ水(1対1の割合)で満たし、軽くステア。好みでレモン、またはライムを加える。
ソニックとはソーダ水とトニックウォーターを掛け合わせた造語。トニックウォーターは甘く苦い感覚がある。ソーダ水がトニックウォーターの甘さを抑える役割を担うとともに、和のボタニカルの香味を巧く表出させる。
上述2品の「ROKU」ベースのカクテルと比べると最も柔らかい口当たりで、ジンが苦手な人にもおすすめできる味わい。
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