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二世帯住宅で暮らす/【提案】二世帯住宅の間取り・プランニング

光熱費を抑えつつ快適な暮らしに必要な住宅性能とは?

在宅でテレワークをする機会が増えたら、光熱費がぐっと高くなった……そんな悩みを抱えている方はいませんか?そこで、電気やガスのエネルギー使用量を抑えつつ、快適な暮らしが楽しめる住宅に必要な性能について考えてみました。

提供:旭化成ホームズ(ヘーベルハウス)
松本 吉彦

執筆者:松本 吉彦

二世帯住宅で暮らすガイド

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これからの住まいで特に重視したい性能は?

ワークライフバランスの実現や生産性向上を目的とする働き方改革や、企業に属さないフリーランスワーカーの増加などにより、近年、自宅で仕事をする人が増えています。家で過ごす時間が長くなると、電気代やガス代などの光熱費がかさんだり、家の暑さ・寒さが気になったりしている方もいるでしょう。
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在宅時間が長くなるとエアコンの使用量が増え、電気代が高くなって驚いた人もいるのでは?

今後、テレワークが日常化することで、在宅時間が長くなる方が家を建てるときには、「断熱性」「省エネ性」「創エネ性」の3つを特に重視したいものです。というのは、この3つの性能を確保することで、かさみがちな光熱費を抑えつつ、一年中快適に生活できる住まいをつくることができるからです。
 

住宅性能は用いる建材と設備により大きく変わる

断熱性・省エネ性・創エネ性は、どのような建材や設備を採用するかによって大きく性能が変わります。ヘーベルハウスでは、国が定める性能基準を満たす設備と建材を用いることで、家計や環境にやさしく、快適な暮らしがずっと続く住まいを提案しています。

そこで次からは、ヘーベルハウスが採用している建材や設備の特長についてご紹介しましょう。

■断熱性
住宅における断熱性とは、室内と屋外との熱を伝わりにくくする性能のことです。断熱性が高い家はエアコンが効きやすくなるため、冷暖房にかかる光熱費を抑えられるメリットがあります。

断熱性は構造躯体や断熱材により性能が決まりますが、ヘーベルハウスでは、高性能断熱材「ネオマフォーム」「ALCコンクリート・へーベル」の二重断熱構造を採用。耐久性の高い素材と構造により、新築時だけでなく、半世紀後も続く高い断熱性を実現します。

「ネオマフォーム」は、空気を上回る世界最高レベルの断熱性能を備えた、旭化成独自の素材です。フロンを使わないグリーンガス発泡による微細な気泡構造が熱を伝わりにくくするとともに、60年以上の耐用を可能にしました。
 
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(左)高い断熱性を維持し、自然環境にも配慮した次世代の高性能断熱材「ネオマフォーム」。(中)100ミクロン未満のネオマフォームの気泡。(右)この微細な気泡が熱を伝わりにくくしています。
 

「ALCコンクリート・ヘーベル」は、一般のコンクリートに比べ約10倍の断熱性能を持ち、結露の発生も防ぐ建材です。断熱性の他にも、遮音性や調湿性、高い強度、耐久性、寸法安定性、耐火性などを60年以上も維持できます。
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一般のコンクリートに比べ、約10倍の断熱性能を持つ「ALCコンクリート・ヘーベル」。

この「ネオマフォーム」と「ALCコンクリート・へーベル」を一体化させ、鉄骨躯体を連続的に包み込む「ヘーベルシェルタードダブル断熱構法」は、長期に渡り高い断熱性能を発揮。さらに、1階の床下には、厚さ60mmの高性能断熱材「ポリスチレンフォーム」と厚さ100mmの「へーベル」を用いて冷気や湿気の影響をシャットアウトしています。
 
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(左)「ヘーベルシェルタードダブル断熱構法」は、断熱材で建物を連続的にくるむ二重の断熱構造。(右)断熱材と完全に分離した配管・配線ゾーンの設置により、断熱材の欠損を低減します。

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1階床の断熱仕様。厚さ60mmのポリスチレンフォームと、厚さ100mmのへーベルをあわせて設置することで、床下からの冷気や湿気をしっかりガードします。

■省エネ性
家の断熱性を高めて冷暖房の効きをよくしたうえで、給湯や冷暖房、照明などはエネルギー効率の高い設備を選択すれば、暮らし方を変えずに電気代を抑えられます。

家庭のエネルギー消費の約3割を占める給湯器は、高効率給湯器を選び省エネに貢献しましょう。高効率給湯器には、電気でお湯を沸かす「エコキュート」、電気とガスを組み合わせた「ハイブリッド給湯暖房システム」、ガスで電気・お湯を同時につくる「エネファーム」、ガスでお湯を沸かす「エコジョーズ」などのタイプがあります。
新しい家の熱源はガス・電気のどちらにするのかと、給湯器のタイプは家族の人数やライフスタイルに応じて選択しましょう。
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左から、エコキュート、ハイブリッド給湯暖房システム、エネファーム、エコジョーズ。いずれの高効率給湯器も、お湯の使い方をこまかく気にしたり、我慢したりすることなくエネルギー消費を抑えられます。

 

冷暖房と照明・家電も、家庭のエネルギー消費の大きな割合を占めています。電気代を抑えるためには、省エネ基準を高いレベルで達成している高効率エアコンや、長寿命・低消費電力のLED照明を導入するとよいでしょう。

さらに、ヘーベルハウスでは、エアコンや照明などの使用電力量や、太陽光発電の状況など、家中のエネルギー情報が表示される「HEBEL HEMS(ヘーベルヘムス)」を用意しています。家庭内の電気の利用状況などを“見える化”することで、家族みんなで賢く省エネしたいですね。
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「HEBEL HEMS(ヘーベルヘムス)」は、エネルギー情報の表示はもちろん、エアコンやエコキュートと連動すれば宅内での操作が可能に。10インチの大型液晶画面は見やすく、操作も簡単です。

■創エネ性
ヘーベルハウスでは、創エネ設備として太陽光発電システムを採用しています。より効率よく発電するために、太陽光パネルの設置場所は、ヘーベルハウス独自のシミュレーションシステムで日照条件を予測して決めることができます。
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自宅で消費するエネルギーを創る太陽光発電システム。屋上は、太陽光パネルと同じ30年耐用の防水を実現したことで、メンテナンスの手間やコストも減らせます。
 

昼間に外出している共働き家庭には、創った電気を蓄えられる「太陽光・蓄電池マルチシステム」や、電気自動車のバッテリーを家庭用の蓄電池として使える「V2H(Vehicle to Home)システム」の導入がおすすめです。蓄電設備があれば、昼間に創った電気の利用効率を高められるうえ、災害時で停電が発生した際は非常用電源としても役立ちます。特に災害発生時において、建物の損傷が少なく在宅避難ができる場合、創エネ・蓄電設備はテレビからの情報収集や携帯電話の充電など、ライフラインの備えとして役立つでしょう。
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(左)太陽光・蓄電池マルチシステム。(右)V2Hシステム。これら蓄電設備は、平常時だけでなく、非常用電源としても活躍します。

 

これまでの家と比べると住み心地はどう変わる?

断熱性・省エネ性・創エネ性が高い家は、これまでの家の住み心地とは何が変わるのでしょうか。

まず、高い断熱性により冷暖房の効きが良くなるため、エアコンや床暖房などを少し使うだけで快適な室内環境をキープできるようになります。熱は窓から出入りする割合が高いのですが、断熱性の高い窓により冬は窓辺のひんやり感がなくなり結露も減らせるので、アレルギーの原因となるカビやダニの発生を抑えやすくなるメリットがあります。さらに同じ室温をどの部屋でも保てるため、ヒートショックの軽減にも役立つのです。

断熱性と省エネ性の両方を備えた家は、電気代やガス代などの光熱費がかなり抑えられるようになります。一般的に二世帯住宅は光熱費が多くかかるため、家計に優しい家を建てたい方には、この2つの性能の確保は重要なポイントになります。

さらに創エネ性を備えた家は、災害時に在宅避難が可能な場合、いつも暮らしている家で、電気を使って生活できる安心感があります。たとえば真冬や真夏でも冷暖房が使えたり温かい食事がとれたりすることで、長期間の避難生活でも体に負担をかけずに過ごせることは、小さなお子様や高齢者のいるご家庭にとっては心強いものになるでしょう。
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断熱性・省エネ性・創エネ性が高い家は、二世帯の暮らしに心地よさと安心感をもたらします。

家づくりに際して補助金が活用できるケースも

新築で注文住宅を建てるとき、断熱性・省エネ性・創エネ性などで一定基準を満たせば、国から「ZEH」の認定が受けられます。

ZEHとは、Net Zero Energy House(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)の略で、住宅の高断熱化やエネルギー効率の高い設備の採用による省エネ、太陽光発電などでエネルギーを創ることで、年間の一次エネルギー消費量が正味(ネット)でゼロ以下となる住宅のことです。
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左が一般的な住宅、右がZEHのイメージ。1:高断熱、2:高効率設備による省エネ、3:太陽光発電などによる創エネで、家庭のエネルギー収支をゼロ以下にします。
 

ZEH普及に向けた目標として、政府は、2018年7月に閣議決定された「第5次エネルギー基本計画」において、「2020年までにハウスメーカー等が新築する注文戸建住宅の半数以上、2030年までに新築住宅の平均でZEHの実現を目指す」としています。

家を新築する人がZEHを建てやすいように、政府は補助金制度を用意して普及を促進しています。補助金の額は、建てる家の性能や搭載する省エネ・創エネ設備の種類などにより変わります。制度の要件や申請スケジュールなどの詳細は、環境共創イニシアチブ(SII)のサイトに掲載されているので、検討段階で一度目を通しておくとよいでしょう。

ただ、補助対象住宅の要件は一般の人が見ても分かりにくいうえ、補助金の申請には環境共創イニシアチブに登録されたZEHビルダーが住宅の設計・建築をする必要があります。

様々な情報を自分で調べることも大事ですが、ZEHの建築実績があるハウスメーカーに依頼すると安心です。早い段階で営業担当と相談し、家計と地球にやさしく、住み心地のよい家を建てましょう。

【関連情報】
ロングライフZEH│ヘーベルハウス
ヘーベルハウスの蓄電池│ヘーベルハウス
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。

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