性別不能の背中から年齢不詳の背中になる引き締めストレッチ
えっ、この背中……おじさん?おばさん?
例えば、ブラに食い込んで段々になったハミ肉は「運動不足ね」と太鼓判を押され、四角い背中は「この人、おじさん? おばさん?」なんて失礼な想像をされているコトも。「背中」は、あなたの生活習慣やボディケアに対する姿勢や年齢が出てしまいます。
そこで、今回は「性別不明」の後ろ姿を、「年齢不詳」の背中に近づけるエクササイズを紹介します。
背中・ヒップ・太もも裏を1つの動きで引き締め!
このエクササイズは、背中の引き締めは勿論ですが、後ろ姿美人の必須要素であるヒップラインから太もも裏(ハムストリングス)を鍛え、引き締めます。背中のラインを鍛える最大のポイントは、動作中は常にドローイング状態で体幹を安定させ脚を上下させるコト。次に、床につけた両肘が開かないように両肘を胸の真ん中に引き寄せる意識です。
そうすれば、ドローイングでお腹に集めた力が抜けず、腰も反り過ぎないのでターゲットとするヒップやハムストリングスにも効果が得られます。この肘が開き、力が抜けてしまうと、効果は半減してしまうので、ポイントを確認しながら丁寧に動作してみてくださいね。
効果:ヒップライン・太もも・背中・二の腕の引き締め、体幹強化。
実践期間:週3~5回×3週間でボディラインに変化が生じてきます。
■やり方:
1.両手のひら、膝を床につけた姿勢から両肘をつけ手を組みます 腰の下に膝がくるように位置を確認したら、顎を軽く引き、吐く息とともにお腹を腰に引き寄せドローイングします。
2.左脚を腰の高さに伸ばします。 この時、おへそや太もも前側が床と平行になるように、体が斜めに傾かないように注意しましょう。
3.つま先を天井方向に伸ばします この時腰が反り過ぎないように注意しましょう。
4.つま先を床ギリギリに下ろします
上げる下ろすの速さは3カウント数えながら動作すると勢いを使わず、ヒップラインや太もも裏(ハムストリングス)などへの刺激を感じ効果もアップします。8回を目安に動作を繰り返し、反対側も同様に動作しましょう。慣れてきたら8回を2セットなど目指すヒップラインを目標にセット数を増やして行ってください。
いかがですか? 常に脚はおへそから上下運動。体が傾かないように両肘の位置を確認。さらに首が詰まる感じがする人は、頭を前に押し出し首の後ろを伸ばしてください。そうすれば、動作がしやすくなることで効果もアップ! 後ろ姿が驚くほど綺麗に引き締まるので、ぜひトライしてみてください。
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