ヨガ

ヨガボールいらずで姿勢改善ヨガポーズ!一瞬で美ボディに見せる方法

つらいダイエットは嫌いだけど、美しいボディラインはすぐに欲しい!という人にオススメのヨガポーズを紹介します。ヨガボールを使うことなく、基本のヨガポーズを押さえるだけで姿勢改善ができるのです!ぜひ今日からトライしてみてください。

森 和世

執筆者:森 和世

エクササイズガイド

「ヨガポーズするだけ」で猫背が矯正され、姿勢が改善される?

肌魅せの季節に備えてダイエットしたいと思いつつ、春特有の気温差やストレスによる不調でそれどころじゃない……という人も多いかもしれません。そこで、つらいダイエットをしなくても、「一瞬で」美ボディに見せるヨガポーズを紹介しましょう。

でも、「えっ、瞬時になんて本当なの?」と思われる方はちょっとテストをしてみましょう。
姿勢が悪いとボディラインにも影響が! 逆に言えば、姿勢を正せるようになればスタイルアップが叶います。

姿勢が悪いとボディラインにも影響が! 逆にいえば、姿勢を正せるようになればスタイルアップが叶います。

今のご自身の姿を鏡に映して見てください。多くの人が背中が丸まり猫背姿勢になっているでしょう。次に、胸を張って、あごを軽く引いてみてください。きっと自信に満ちた印象の、美しい立ち姿勢になっていると思います。

分かっているのに、なぜ美しい姿勢を取れないのでしょうか? それは、体のメカニズムが関係しています。

胸を張ると、肋骨が開きます。すると、あごが上がり、肋骨の裏側にある腰が反るので、そのままでは腰が痛くなってしまいます。しかし、胸を張り肋骨を開いた状態で、軽くあごを引き、同時に肩(肩甲骨)を下げてみると、腰の負担が軽くなるのが分かるでしょう。さらに、息を吐きながらお腹を内側に引き寄せる「ドローイング」をすると、体幹が安定し、美しい姿勢をキープしやすくなるはずです。

 

瞬時に美ボディ! ラクダのポーズ(ウシュトラーサナ)

この美姿勢を作る体のメカニズムを兼ね揃えたヨガが、今回紹介する「ラクダのポーズ」です。太もも、鼠径部、お腹、胸、喉といった体の前側を力強く伸ばす動きになります。

ただ、やみくもに行うと腰や首に負担が掛かるのでコツが必要です。ただ「反る」というより、お腹や胸を「上に引き上げ、伸ばす」ように意識して、無理のない範囲でチャレンジしてください。

猫背やスマホ首で背中や首が凝りやすい人にもオススメ。また、胸を開くポーズは、免疫力に関係する細胞を作る胸腺も刺激します。心身の不調が出やすい方は、ぜひ習慣化したいヨガポーズです。

■効果:内臓の不調を予防・改善、猫背・冷え性・お腹・ヒップ・背中のケアや引き締め、バストアップ、集中力の向上、疲労や不安・月経時の不快の改善

■実践期間:週3回を目安に3週間実践してみてください。姿勢に変化が現れるようになります。

■注意する点:高血圧・低血圧・片頭痛、腰または首を痛めている人は無理のない範囲で行いましょう。

■やり方:
1.床にひざ立ちになり、つま先をつきます。ひざから肩までが一直線になるように姿勢を整え、両手で腰を前に押し出し、体幹を安定させましょう。姿勢が整ったら、吐く息とともにお腹を内側に引き寄せて、ドローイング。これを数呼吸、キープします。
ウシュトラーサナ1undefined膝立ち姿勢になり両手で腰を前に押し出し、体幹を安定させます

ウシュトラーサナ1 ひざ立ち姿勢になり両手で腰を前に押し出し、体幹を安定させます

2. 息を吸いながら、お腹と胸を引き上げ、両手で腰を前に押し出し、目線は斜め上に向けます。肩を下げ、胸を天井へと押し上げるイメージで行います(※首を痛めている人はここまでにしましょう)。余裕のある方は、そのまま右手を、右のかかとにつけます。
ウシュトラーサナ2undefined腰は前に、胸は天井方向に押し出したまま、右手で右踵に手を添えます

ウシュトラーサナ2 腰は前に、胸は天井方向に押し出したまま、右手で右かかとに手を添えます

3.そのまま左手で左のかかとをつかみ、太ももを前方に押し出し、太もも・お腹・胸・喉を伸ばします。そのまま5呼吸ほど繰り返し、姿勢をキープします。
ウシュトラーサナ3undefined両手を両踵に添えま

ウシュトラーサナ3 両手を両かかとに添えます

4.足の甲を床につけ、頭はうしろに倒し、目線は天井方向へ向け、さらにポーズを深めます。姿勢を戻すときは、右手で腰を前に押し出しながら、吸う息とともに上体を起こします。
ウシュトラーサナ4undefinedつま先を伸ばし、頭を倒し目線は天井方向に向けます

ウシュトラーサナ4 つま先を伸ばし、頭を倒し目線は天井方向に向けます

最初は腰が反ってしまい、首が痛い、呼吸が苦しいと思うかもしれません。その場合、体幹の力を抜かず、お腹や太ももを前に押し出すようにして土台を安定させてみてください。首や腰への負担も減り、ポーズの完成度も上がります。ぜひ、ゆっくりじっくり取り組んでみてくださいね。

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※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

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