グッと打ち解ける鍵は大きな笑顔
会話が弾んできたら、恐れずに大きな笑顔を出して
よく見かけるのが、会話が結構続いているのに、いつまでも2の笑顔のまま表情が固まっているケース。「常に笑顔でいないと」と笑顔を意識しすぎていると、そのまま表情が固まってしまいます。
会話が盛り上がってきているのにいつまでも2の笑顔のままでいると、相手によっては「楽しくないのかな」、「あまり距離が縮まらなさそうだな」と思ってしまいます。
積極的に会話を楽しむ努力をする
CAはこの大きな笑顔を出すタイミングを作るのが得意です。お客様とのたわいもない会話の中でも、相手がちょっと面白いことを言おうとしてくれていると感じたらすかさずそれをキャッチしたり、自分の失敗談や面白い体験を話してみたりして、積極的に大きな笑顔を出すタイミングを作ります。機内での時間は限られているので、一人のお客様とゆっくり会話をする時間はなかなかありませんが、ほんの数十秒の会話の中でもできることです。
また、笑うポイントを積極的に探すことで、最初は作り笑顔だったとしてもだんだんと本当に楽しくなってきて心からの笑顔になるはずです。「常に笑顔でいなくちゃ」と意識するよりも、ずっと効果的。
ただ、だからと言ってずっと大きな笑顔でいると「へらへらしている」、「本当に伝わっているのか」と思われてしまうこともあるので、メリハリが大事です。
「笑顔でいなきゃ」と義務に感じるのではなく、「笑顔になるチャンスはないかな」と考えることで、自然と1の微笑みの顔と3の大きな笑顔が身につき、笑顔の使い分けができるようになるはずです。
そして笑顔でいると本当に気分も明るくなってくるもの。ぜひ心からの笑顔で出会いの季節を過ごしてくださいね。