イタリアンの基本/パスタ・リゾットのレシピ

スパゲッティ カルボナーラ

スタミナをつけたい時に抜群なパスタメニューは、なんといってもカルボナーラ。簡単手早くがポイントのパスタニューですが、手に入りやすい食材で作れるのも魅力的です。

沈 唱瑛

執筆者:沈 唱瑛

イタリアンの基本ガイド

スパゲッティ カルボナーラ

所要時間:15分

カテゴリー:パスタカルボナーラ

スタミナがつくパスタメニューの代表作はカルボナーラ

カルボナーラを訳すと「炭焼き職人風」。面白い名前ですよね。この名前の由来には色々な説があります。忙しい炭焼き職人が休憩時間にスタミナをつけるため に食べたとされる説。ナポリの貴族の文献に載っていたレシピを再現したという説。戦争中、アメリカ軍がローマに駐在している時、ベーコンと卵を持ち寄り 作ったからという説もあります。イタリアパスタのルーツは諸説がありますが、そのルーツを探るのも面白いものです。とはいえまずは、カルボナーラを味わい ましょう!

スパゲッティ カルボナーラの材料(2人分)

カルボナーラの材料
スパゲッティ200g
パンチェッタ50g
卵黄2個分
卵白1個分
適量
パルミジャーノチーズ大さじ2杯
ペコリーノチーズ大さじ1杯
オリーブオイル大さじ1杯
ブラックペッパー適量
エクストラバージンオリーブオイル大さじ1杯

スパゲッティ カルボナーラの作り方・手順

カルボナーラの作り方

1パンチェッタを弱火にかけ、カリカリにする

拍子切りしたパンチェッタと分量のオリーブオイルをフライパンに入れ弱火にかけ、パンチェッタがカリカリになるまで脂をとる。カリカリになったら、パンチェッタだけ取り出しておく。
拍子切りしたパンチェッタと分量のオリーブオイルをフライパンに入れ弱火にかけ、パンチェッタがカリカリになるまで脂をとる。カリカリになったら、パンチェッタだけ取り出しておく。

2卵、パルミジャーノ、ペコリーノロマーノ、塩を混ぜる

大きめのボウルに卵とすりおろしたパルミジャーノとペコリーノロマーノ、ひとつまみの塩を加え、フォークでよくかき混ぜる。粗熱をとったスパゲッティのゆで汁を大さじ2杯(分量外)もこの時加える。
大きめのボウルに卵とすりおろしたパルミジャーノとペコリーノロマーノ、ひとつまみの塩を加え、フォークでよくかき混ぜる。粗熱をとったスパゲッティのゆで汁を大さじ2杯(分量外)もこの時加える。

3アルデンテにゆであげたスパゲッティを休ませる

たっぷりの塩でアルデンテにゆであげたスパゲッティをざるにあげ、30秒程休ませる。 <br />
たっぷりの塩でアルデンテにゆであげたスパゲッティをざるにあげ、30秒程休ませる。
※ここですぐにソースに絡めると、だまになりやすいので少し時間を置く

4パンチェッタとスパゲッティを絡める

【2】のボウルにパンチェッタとスパゲッティを入れて素早く絡める。
【2】のボウルにパンチェッタとスパゲッティを入れて素早く絡める。

5EXVオリーブオイルと黒こしょうを加える

【4】のスパゲッティを鍋に戻し、EXVオリーブオイルと黒こしょうを加えて、ごく弱火で軽く混ぜ合わせて皿に盛る。 <br />
【4】のスパゲッティを鍋に戻し、EXVオリーブオイルと黒こしょうを加えて、ごく弱火で軽く混ぜ合わせて皿に盛る。
※【4】の段階できれいにソースをまとっていれば、鍋には戻さず、オリーブオイルと黒こしょうを回しかけるのみでよい

ガイドのワンポイントアドバイス

本来はグアンチャーレというベーコンのようなものを使用しますが、日本ではなかなか入手できないので、パンチェッタで作りました。イタリアの家庭ではパンチェッタもグアンチャーレと同様に使われていますが、日本だとブロックベーコンでもいいと思います。また、もっとクリーミーにしたい場合は、生クリームを大さじ1杯追加しても美味しく頂けます。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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