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三角おにぎりの作り方!美味しい三角おにぎりの握り方とコツ

おいしい三角おにぎりの基本の作り方・握り方を復習してみましょう。表面はしっかりで中はふわっと、持っても崩れずに、口の中でほろりとほどけるようなおにぎりが理想です。ご飯の炊き方や、海苔がパリパリのまま包む方法もご紹介します。

大石 寿子

執筆者:大石 寿子

毎日のお助けレシピガイド

三角おにぎりの作り方!美味しい三角おにぎりの握り方とコツ

所要時間:15分

カテゴリー:その他お弁当

三角おにぎりの作り方!おいしい三角おにぎりの握り方

おにぎりは、固めに炊いたご飯を、力を入れ過ぎず抜き過ぎずに、両手でふんわり包んでキュッと握ります。そして、すぐに食べるなら塩は控えめに、後で食べるなら多めにまぶしましょう。おいしく握ったおにぎりをお弁当にする時は、くしゃっと丸めて伸ばしたアルミホイルで包みます。

パリパリ海苔おにぎりが好みなら、海苔だけをジップロックに入れて持つといいです。面倒でなければ、アルミホイルでコンビニおにぎりのように包む方法もおすすめです。

おにぎりは素手で握った方がおいしく、形よく作れますが、ラップを使った方が、水を使わないので傷みにくく、衛生面でも安心です。作ってから食べるまでの時間や季節などを考えて、素手かラップかを決めるのが得策かもしれません。
 

ふんわり三角おにぎりの材料(10個分)

おにぎり
3合
海苔板海苔4~5枚
塩鮭 2切れ(おにぎり5個分)
梅干3~5個(おにぎり5個分)
適量

ふんわり三角おにぎりの作り方・手順

三角おにぎりを作る

1米は40分前にといでザルに上げて置き、固めに炊く

米は40分前にといでザルに上げて置き、炊く直前に釜にあけ、やや少なめの水加減で炊く。<br />
米は40分前にといでザルに上げて置き、炊く直前に釜にあけ、やや少なめの水加減で炊く。
すしめし、カレーの水加減。

2すし桶に移して軽くほぐす

きつく絞った濡れ布巾で拭いたすし桶に、炊き立てご飯を移してほぐす。<br />
きつく絞った濡れ布巾で拭いたすし桶に、炊き立てご飯を移してほぐす。
すし桶に移し変えることで、余計な水分が飛び、熱さも和らいで握りやすくなる。

3おにぎり作りの準備

ごはん、海苔やゴマ、具、塩、水、ラップ、アルミホイル、清潔なまな板等を並べて、おにぎり作りの準備をする。<br />
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具は入れやすい大きさにしておく。梅干しの種は取り除いた方が安心。手は綺麗に洗う。<br />
ごはん、海苔やゴマ、具、塩、水、ラップ、アルミホイル、清潔なまな板等を並べて、おにぎり作りの準備をする。

具は入れやすい大きさにしておく。梅干しの種は取り除いた方が安心。手は綺麗に洗う。
まな板はきつく絞った清潔な濡れ布巾で拭く。

4手の平にご飯をのせ、具をのせる

手の平にご飯をのせ、中央をくぼませて具をのせ、具を包みこむように両手で握る。<br />
手の平にご飯をのせ、中央をくぼませて具をのせ、具を包みこむように両手で握る。
ご飯の量は、手の大きさにもよるが、三角おにぎりなら90~100gが握りやすい。

5清潔な木のまな板の上にのせる

握ったおにぎりは、清潔な木のまな板にのせて置くと、おにぎりの余分な水分が抜け、蒸れずにおいしくなる。<br />
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全部握り終わったら海苔を巻く。ゴマをまぶす場合は表面が乾かないうちに。<br />
握ったおにぎりは、清潔な木のまな板にのせて置くと、おにぎりの余分な水分が抜け、蒸れずにおいしくなる。

全部握り終わったら海苔を巻く。ゴマをまぶす場合は表面が乾かないうちに。
左から三角、たわら型、丸型、ラップで握った三角おにぎり。

6手に水をつける

手に水を少しつけてのばし、両手の平全体をしめらせる。<br />
手に水を少しつけてのばし、両手の平全体をしめらせる。
水をつけ過ぎると、おにぎりがまとまらないので注意。

7片方の手の平と指に角度をつけて曲げて、三角に握る

上になっている手の平と指に角度をつけて曲げ、下になっている手で受けて回転させ、三角形に握る。<br />
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丸いおにぎりなら丸く、たわら型なら平らに、要するに、上になってる方の手の形(角度)を変えれば、おにぎりの形が変わる。<br />
上になっている手の平と指に角度をつけて曲げ、下になっている手で受けて回転させ、三角形に握る。

丸いおにぎりなら丸く、たわら型なら平らに、要するに、上になってる方の手の形(角度)を変えれば、おにぎりの形が変わる。

8指に塩をつけ、手の平の上につけておにぎりにまぶす

3本の指に塩をつけて、手の平の上で伸ばしてなじませたら、両手でおにぎりを軽く握って転がして、塩をまぶしつける。
3本の指に塩をつけて、手の平の上で伸ばしてなじませたら、両手でおにぎりを軽く握って転がして、塩をまぶしつける。
ご飯粒がくっつきそうになったら、塩と同様に指先に水を少しつけて、手のひらを湿らせてあげるといい(つけすぎない)。

9木の落とし蓋を利用してもいい

おにぎりをのせるまな板は、肉や魚などの調理には使わないものを使うこと。ない場合は、木の落とし蓋を利用するといい。
おにぎりをのせるまな板は、肉や魚などの調理には使わないものを使うこと。ない場合は、木の落とし蓋を利用するといい。
清潔さに自信がなかったら、まな板を使うのは止めましょう。

10おにぎりを包む

できれば、抗菌性と通気性に優れている竹皮で包みたい。<br />
できれば、抗菌性と通気性に優れている竹皮で包みたい。

11海苔はフリーザーバックに入れて添える

パリパリ海苔のおにぎりが好みなら、板海苔を3等分に切ってフリーザーバックに入れて添える。
パリパリ海苔のおにぎりが好みなら、板海苔を3等分に切ってフリーザーバックに入れて添える。
写真ではおにぎりが見えていますが、出ている部分が乾燥するので、すっぽり包みましょう。

コンビニのような、パリパリ海苔おにぎりの包み方

12アルミホイル、おにぎり、海苔、セロハンテープを用意する

アルミホイル、おにぎり、海苔、セロハンテープを用意する。板海苔は半分に切り、アルミホイルは海苔の幅の2倍より大きく切る。<br />
アルミホイル、おにぎり、海苔、セロハンテープを用意する。板海苔は半分に切り、アルミホイルは海苔の幅の2倍より大きく切る。

13ホイルの両側を折って重ねる

両側を折って重ねる。この時、海苔ギリギリに折ると、開ける時に海苔が破れるので、5~8mmあけて折る。
両側を折って重ねる。この時、海苔ギリギリに折ると、開ける時に海苔が破れるので、5~8mmあけて折る。
ホイルは裏でも表でもいい。

14裏返して真ん中にセロハンテープを貼る

裏を返し、真ん中にセロハンテープを貼りつける。この時、片側の端を2cmぐらい長くし、そのテープを半分に折ってくっつけ、1cmぐらいのつまみ部分を作る。<br />
裏を返し、真ん中にセロハンテープを貼りつける。この時、片側の端を2cmぐらい長くし、そのテープを半分に折ってくっつけ、1cmぐらいのつまみ部分を作る。

15ホイルの真ん中に折り目をつけ、海苔をのせる

アルミホイルを半分に折って広げ、海苔をのせる。<br />
アルミホイルを半分に折って広げ、海苔をのせる。
海苔は裏側を上にする。

16裏返し、油を少量塗る

裏返したら、開ける時におにぎりがくっつかないように、油を少量つけたキッチンペーパーで拭く。<br />
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この時、テープが貼ってあるのは裏側で、つまみは上。
裏返したら、開ける時におにぎりがくっつかないように、油を少量つけたキッチンペーパーで拭く。

この時、テープが貼ってあるのは裏側で、つまみは上。
油はごま油でもサラダ油でもいいが、今回は米油使用。

17おにぎりをのせる

おにぎりをのせる。<br />
おにぎりをのせる。

18折り返す

アルミホイルの下方を持ち上げ、おにぎりの上に折り返す。<br />
アルミホイルの下方を持ち上げ、おにぎりの上に折り返す。

19おにぎりに沿って折る

隙間ができないようにおにぎりを包み、折り込む。<br />
隙間ができないようにおにぎりを包み、折り込む。

20裏側も折る

裏側も折って形を整える。<br />
裏側も折って形を整える。

21出来あがり

出来あがり。<br />
出来あがり。

パリパリ海苔おにぎりの取り出し方

22つまみを下に引き、ぐるりと裏側まで引っ張る

つまみを持って下に引き、ぐるりと裏まで引っ張る。
つまみを持って下に引き、ぐるりと裏まで引っ張る。

23片方のホイルを外す

片方のホイルを外す。
片方のホイルを外す。

24もう片方のホイルを外す

もう片方のホイルを外し、海苔でおにぎりを巻く。
もう片方のホイルを外し、海苔でおにぎりを巻く。

ラップを使った握り方

25ラップの上にご飯と具をのせて握る

ラップの上にご飯を半量のせ、中央をくぼませて具を入れて、その上にご飯半量をのせ、ラップを寄せて、好きな形に握る。
ラップの上にご飯を半量のせ、中央をくぼませて具を入れて、その上にご飯半量をのせ、ラップを寄せて、好きな形に握る。
お茶碗の上にラップを敷き、そこにご飯と具を入れて握ってもいい。

26ラップを開いて塩をふりかけ、もう一度包んで握る

ラップを開いて塩を振り、ラップの上で転がして裏側にも振り、もう一度ラップを寄せて包んで軽く握る。<br />
ラップを開いて塩を振り、ラップの上で転がして裏側にも振り、もう一度ラップを寄せて包んで軽く握る。

包むのは、アルミホイルがおすすめ

27おにぎりは、アルミホイルで包むべし

おにぎりはラップで包むより、アルミホイルで包んだ方が断然美味。しかも、くしゃくしゃにしてから伸ばしたアルミホイルで包むと更にいい。
おにぎりはラップで包むより、アルミホイルで包んだ方が断然美味。しかも、くしゃくしゃにしてから伸ばしたアルミホイルで包むと更にいい。

ガイドのワンポイントアドバイス

おにぎりは清潔な素手で握るのが理想ではありますが、衛生面を考えれば、ラップか使い捨ての手袋で握るのが良いでしょう。すぐに食べるなら素手でもよいですが、お弁当にするならラップでが良さそうです。なお、所要時間に炊飯にかかる時間は含みません。

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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