はじめに

家づくりは多くの方が一生に一回の経験。話には聞いていても、実際に進めていくとわからないことばかりです。依頼先が決まってから完成までには700~800の質問を受け、次々と決めていかなければなりません。専門用語も多く、理解するにも時間がかかるものです。

したがって、動き始める前に心構えやそれなりの知識も必要になってきます。そこで家づくりの流れに合わせて読んでおきたい記事をまとめてみました。

家づくりの流れ

家づくりの流れは大きく次の5項目に分けることができます。

家づくりカレンダー

では、この流れに沿って、いい家づくりを成功させるポイントを見ていきましょう。

【1】準備・計画

■動き始める前に
住まいづくりは計画して動き始める前に、それなりの心構えをつくっておくことが大切です。そうすることで、スムーズなコミュニケーションや適確なアドバイスを受けることができるのです。

■情報を集めてイメージづくり
どんな外観をイメージしているのか、あるいはどんな暮らしを楽しみたいのか、まずは情報を集めてみましょう。

【2】土地・依頼先・間取り(建替えの場合、設計期間を含めて4~5ヵ月)

■土地探し
土地を新しく用意するなら不動産情報で収集し、建替えであれば隣地との境界を再確認し、地耐力(※)の調査もしていきます。

(※)地耐力とは、地盤の強さのこと。地盤が建物の重さに耐えうる強さを持っていなければ、建物は傾いたり沈んだりしてしまいます。

■依頼先選び
自分達が考えているイメージを実現するには、どこに依頼すればよいのかを決めなければなりません。

一般にはハウスメーカー、建築家、工務店ですが、依頼先によって計画の進め方や工期も変わってきます。ここを見誤ると最後まで嫌な気分を味わうことになります。

(もし建築家に依頼するのであれば……)
■間取りの考え方
要望や立地条件、予算などをもとにプランを具現化していきます。何回か打ち合せを重ね間取りを決定し、基本設計、実施設計につなげていきます。

【3】契約・手続き

■コスト・見積もりの考え方
依頼先によっても変わりますが、工務店による設計施工であれば、基本設計の段階でおおよその工事金額は算出されます。設計事務所であれば実施設計にもとづいて施工会社が見積りを出し、納得がいけば工事請負契約を結びます。その前に建築コストのしくみと見積りのチェックポイントも知っておくことです。

(もし予算がオーバーしたら……)

【4】着工・工事(工期4~5ヵ月)

■工事の流れ・見学のポイント
着工してから家ができあがるまで、現場へ何度か足を運ぶことになります。何気なく現場に行くことも良いかもしれませんが、「この工事の時だけは必ず現場に行く必要がある」というタイミングもあります。そのポイントをおさえて、現場との関わりや流れを知っておくことも大切です。

■地鎮祭と上棟式
工事が始まる前に行う地鎮祭では、神主さんを呼び土地の神に使用許可を乞い、工事の安全を願います。さらに骨組みがあがった時に行う上棟式では、つくり手に感謝を表し、これからの工事の無事を願います。

【5】竣工・検査(計画から引き渡しまで10~12ヵ月)

■竣工・検査・引き渡し
建物が引き渡される前に施工会社はもちろん、設計事務所も不具合をチェックします。もし不具合があれば補修をして引き渡し日を迎えます。

本当の始まりは住み始めてから

工事請負契約書には、引き渡しから1年後の定期点検が明記されています。しかし住み始めると思いがけないことや不具合が発生するものです。その際、施工会社が嫌な顔も見せずすぐに来てくれるような会社、さらにお互いに良好な人間関係をつくっておくことも大切なことです。



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