階段は家の間取りを左右する!サイズ・位置や設計を考えよう!

「階段」が間取りのキーポイント!サイズ・位置や設計をしっかり計画

階段が間取りにおいてとても重要ポイント! 

住まいは異なった機能をもつ部屋の集まりです。その部屋の広さは家族によってさまざまですが、廊下や階段は最低の寸法が決まっていて極端に狭くすることは出来ません。さらに異なった機能をもつ部屋をどうつなげるのかとても重要な役割をはたします。

最近の階段では上下階をつなぐばかりか、オブジェ的に見せる工夫なども見られるようになりました。

階段はその種類や位置によって間取りに大きな影響を与える、とてもキーポイントとなるシロモノなのです。階段を丁寧にしっかりと考えて計画することで間取りはとても魅力的になるでしょう。
   

階段は大きく2種類に分けられる

階段にはさまざまありますが、基本はこの2種類のタイプに分けられます。
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直進階段 … 一直線に上り下りする階段。上がるところとたどり着くところが違います。

折り返し階段 … 途中に踊り場を設け折り返す階段。上がるところとたどり着くところが同じです。安全性が高い。直進階段よりも面積が必要。
 

住宅における階段の最低寸法

階段には最低寸法が決められていますので、極端に小さくすることはできません。
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階段の最低寸法

らせん階段は意外と大きいので、間取りに取り入れる場合は注意が必要です。
 

家にとって理想的な階段の位置

階段の位置によって間取りはもちろん、毎日の動線が決まるといってもいいのです。ここでは3タイプの配置例を紹介します。

1.スペースを有効に
壁に沿って配置すると、細長い敷地に有効で階段以外のスペースを有効に使えます。
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また、建物の隅に配置すると、他のスペースの自由度が高まります。ただ間取りによっては廊下が長くなる可能性も。
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2.間取りの一部としてとり込む
狭小住宅では、居室空間の一部として階段を中央にとり込むプランも。
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また、中央に配置すると同一フロアを用途に応じて明確に分けることもできます。
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3.開放的にする
吹抜とあわせて配置することで、開放感や視界の広がりを確保することができます。
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続いて、階段のいろいろな使い方を見ていきましょう。
 

階段も間取りの中で重要なポイント!

階段は単なる上下階の通路にするのではなく、少しの工夫をすることで魅力ある空間に変えることができます。

・階段踊り場広くして、子どものためのプレイルームとして使う。
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・踊り場を家族共有のパソコンコーナーとして使う。
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・階段の壁を本棚として使う。階段に座って読書や調べ物ができる。
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・オブジェ的に見せることで魅力のある階段に
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写真はすべて(株)佐川旭建築研究所
 

階段によって、間取りや空間の可能性がとても広がる

【隠す階段と見せる階段】
1階をリビングなどのパブリックスペースとすれば、2階は寝室などのプライベートスペースになります。つまり階段は意識が切り替わるところなのです。上下の階をより身近に感じ、家族関係をつくる上でもつなぎ方や配置の考え方がとても重要なのです。

階段のもつ特性や魅力を活かせば、間取りや空間の可能性がとても広がります。「隠す階段」もあれば「見せる階段」もあります。

敷地に応じてまずは階段をどのようにするか、間取りを考える始めのスタートとしてみてはいかがですか?

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