敷地が狭い-仕方ないからという発想は捨てる

家づくりは限られた予算や敷地の中でいかに快適な家をつくるかです。その中で、少しでも広い家をつくるのか、それとも床面積をできるだけ小さくして生活の質をあげるのか、という2つの選択肢があります。

仮に敷地が狭いものであっても、仕方なく小さい家をつくるという発想ではなく、小さい家だからこそ工夫して豊かな空間をつくるという考え方もできるでしょう。つまり、どこに暮らしの価値を置くかなのです。

今回は、建て坪17坪の実例を通して、工夫したい点やアイデアなどを考えてみましょう。

お施主さんの希望条件

お施主さんの条件は次のような内容です。

■施主の希望
1.敷地いっぱいに建てるのではなく、多少なりとも余裕をもたせたい
2.予算は2000万円以内のローコスト住宅
3.間取りはシンプルで狭さを感じさせない工夫がほしい
4.家族が集まれる和室がほしい
5.寝室3部屋は2階に

■家族構成や敷地状況など
家族構成: 夫婦+子ども2人
場所: 埼玉県
構造: 木造2階建て
敷地面積: 119.0平米 (36坪)
1階床面積: 57.13平米 (17坪)
2階床面積: 55.06平米 (16.6坪)
述べ床面積合計: 112.19平米 (33.9坪)

いよいよ、次のページは間取りと工夫したポイントの解説です。