フライド大根と大根のコンフィレシピ……短時間でしっとり柔らか!
大根を揚げて食べたことはありますか? 水分の多い大根を揚げるだなんて!と思ってしまうところですが、切り方と揚げ方を工夫してあげると、大根の新しいおいしさを引き出すことができます。煮る場合は、長い時間を加熱する必要がありますが、揚げ大根は10分以内で、中までしっかりと柔らかくすることができます。しかも外側はカリッと香ばしく、中はしっとりと柔らかな仕上がりになるのです。ここでは、厚切りにした大根を油で加熱してから焦げ目をつける大根のコンフィと、スティック状にした大根に衣をつけて揚げるフライド大根を紹介したいと思います。
揚げ大根の絶品レシピ2品の材料(2人分)
揚げ大根の絶品レシピ2品の作り方・手順
大根のコンフィ
1:大根を切る
- 大根を5-7cm幅の輪切りにし、皮を厚めに剥いたら、表裏の断面に格子状の切れ目を入れます。
- 両面に塩を適量ふりかけ、10分ほど置いて、水気を引き出します。
2:大根を揚げる
- 鍋に大根と大根がかぶるくらいの量の油を入れたら、火にかけて、120℃くらいまでに温度を上げます。120℃で8-10分ほど、大根が柔らかくなるまでじっくりと加熱します。このとき、細かい泡(大根の水分)がたくさん出てきます。泡が減るまで、じっくりと揚げていきましょう。
- 竹串がスッと刺さるくらい柔らかくなったら、強火にして180-190℃くらいまで温度を上げて、大根の表面にきつね色の焦げ目がつけたらできあがりです。
3:大根のコンフィのできあがり
大根の甘みと塩気があるので、そのままいただいても◎。ゆずをかけてもおいしくいただけます。揚げているのに、柔らかくて、しっとりとした大根を味わうことができます。
フライド大根
4:大根の下ごしらえ
- 大根の皮を厚めに剥き、縦方向、幅1cmほどの短冊切りにしたら、幅1cmのスティック状に切ります。
- 昆布、水、醤油、みりんで作った浸け汁に大根を15-20分浸します。
5:大根を揚げる
- 大根の表面にある汁気をキッチンペーパーなどでふき取り、小麦粉と片栗粉を混ぜて作った衣をまぶします。
- 180℃の油で、衣がカリッときつね色になるまで揚げたら、引き上げて、塩をふりかけてできあがりです。
6:フライド大根できあがり
下味がついていますが、お好みでケチャップを添えて。大根自身に水気があるので、揚げたらすぐ食べることをおすすめします。
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※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。