「梅雨だる」による、むくみやイライラを解消する3つの方法
入浴も「梅雨だる」解消に◎
梅雨シーズンは外出できずに運動不足になる傾向にあります。また、長時間のPC作業も筋肉を緊張させるため、このシーズンはより血流を悪化させます。
首を左右に大きくゆっくりまわす、両肩を前後に大きくまわすetc……、2時間に1度を目安に、こまめに体を動かすように心がけると血流がよくなり、手足の冷えやむくみを和らげることにつながります。
また、階段を利用する、トイレに行くたびに10回脚上げするなどで体を動かしたり、シャワーで済ませずにしっかり湯船に浸かるなど、汗を流す機会を意識的に増やすことも大切です。
■ポイントを温めて血流をよくする
「肩」「首」「腰まわり」「ふともも」「ひざの裏」は血管が密集していたり、大きな筋肉があるポイントです。このポイントを温めることで体全体が効率よく温まり、血流を促すことに役立ちます。
腰痛がひどい場合は腰にカイロを貼るのも効果的ですし、じんわり蒸気で温まる市販の「温熱シート」は首や肩こりをほぐしてくれるので、痛みや辛さからくるイライラ解消に◎です。
■余分な水分を排出する食材を取り入れる
皮膚から水分が蒸発しにくいジメジメした梅雨シーズンは、顔や体に余分な水分が溜まりやすく、それがむくみとなって表れます。
食品添加物の多い加工食品や塩分の多いもの、白く生成された砂糖や小麦粉などの摂り過ぎは腎臓の働きを悪くするといわれているので、むくみが気になる人はスイーツや塩辛いスナック菓子には要注意です。
いっぽう、利尿作用のある「はとむぎ」「黒豆」「小豆」「空豆」「冬瓜」「とうもろこしのひげ」など、余分な熱をクールダウンさせて湿気を取り去る「緑豆」「豆腐」「きゅうり」「セロリ」「そば」など、さらに、体を温める「ねぎ」「しょうが」「パクチー」「三つ葉」「みょうが」「ししとう」などは梅雨シーズンにオススメの食材です。
おうちでできる毎日のちょっとしたケアで、前向きに「梅雨だる」を乗り切りましょう!