乾燥はあらゆる肌トラブルの元凶
肌の乾燥は気になるもの
だから「保湿はスキンケアの要」となるわけだけれども、どうもみなさんご自身の保湿力に満足していないよう。現に年齢を問わず、肌の乾燥を訴える女性はとても多い。毎日ちゃんとスキンケアをしているのに乾くのはどうしてなのでしょうか?
大きく考えられる原因は次の5つです。
1 洗顔時に必要な潤いを奪い取ってしまっている
「汚れはしっかり落とすべき」。これの考え自体決して間違っているわけではないけれど、自分の皮脂に勝る潤い成分はなく、洗浄力が高い洗顔料で肌にとって必要な潤い成分を落としすぎてしまうと、後からどんなに保湿ケアをしてもなかなか肌を潤す力を取り戻すことができません。保湿成分配合の洗顔料を選ぶ、泡立てるタイプならしっかり泡立てる、すすぎはぬるま湯(約35度)で行うなど、洗顔を見直すだけでも、肌の保湿力は確実に変わってきます。
また、夜の洗顔時、ポイントメイク、クレンジング、洗顔で100%汚れを落とす必要性はありません。ポイントメイクでおおよその目もとメイクを落としたら、クレンジングで8割がたのメイク汚れを落とし、洗顔料で残りを落とす、ぐらいがちょうどいいと思います。
2 古い角質が肌の上で居座っている
通常表皮は約28日で下から肌表面に上がってきて垢となって剥がれ落ちていきますが、外的刺激によるダメージや不規則な生活などによってこのリズムが崩れると、本来剥がれ落ちるべき角質が肌に留まります。すると肌表面はゴワつき、化粧品の浸透を妨げたり、新しい角質も上がってくることができないため、肌本来の機能が低下することに。弱めのピーリングや穏やかなスクラブで古い角質を取り除くケアをプラスしましょう。次ページでは「残りの3つのポイント」を、チェックいきましょう。