ラフロイグ、ボウモア、カネマラ3品の香味特長

昨年末、アイリッシュウイスキーで現在唯一のピーテッド・シングルモルトウイスキー「カネマラ」(カネマラ/スモーキーなアイリッシュシングルモルト)を紹介した。するとこの記事を読んで飲んだ方たちから、スモーキーながら軽快でスコッチとはひと味違い、味わいの世界が広がった、との嬉しい声が聞かれた。その人たちは、わたしが記事中でラフロイグやボウモアとの飲み比べをおすすめした通りに味わってくださったようだ。
前回記事は『ボウモア10年テンペスト第5弾/数量限定新発売』だったので、スモーキーつづきでいく。今回は、もっともっと多くの方たちにスコッチのアイラモルトであるラフロイグ、ボウモア、そしてアイリッシュのカネマラの3品を飲み比べていただきたいと思い、それぞれのスモーキーな香味特性をお伝えしてみる。嗜好品であるから感じ方は十人十色といえるだろうが、ある程度シングルモルト比較の指針とはなるはずだ。
これらの蒸溜所に関することは、ページ下の関連記事に紹介したなかに述べているので、参考にしていただきたい。

ラフロイグ10年

ラフロイグ10年

まずラフロイグ。スモーキーといえばラフロイグの名がすぐに上げられるほどであり、ザ・スモーキー・シングルモルトといっても過言ではない。個性的な燻香がありながら世界的な人気を誇り、アイラモルトのなかで最も売れているブランドだ。
ピーテッドレベルは40~45ppm。磯の香とともに薬品を想わせるヨード様的な感覚が強いが、じっくりと味わってみるとバニラ様の甘さ、クリームのような滑らかさしなやかさが感じ取れる。紹介するのはラフロイグ10年。他に18年、クォーターカスク、セレクトカスクがある。

LAPHROAIG 10 YEARS
70ml/43度/¥4,600
色       濃い金色
香り      爽快なピート・磯
味わい     滑らかでオイリーなコク
フィニッシュ  海藻を想わせるユニークな心地よい後味

ボウモア12年

ボウモア12年

次にボウモア。ピーティーなスモーキーさというか、ヨード的な感覚はラフロイグほど強くはない。ベストバランス・アイラと呼ばれ、スモーキーさと柔らかなフルーティーさ、そしてしなやかな甘みが見事に調和している。紹介するのはボウモア12年。他に15年ダーケスト、18年、スモールバッチがある。

BOWMORE 12 YEARS
700ml/40度/¥3,700
色       琥珀色
香り      スモーキー・レモン・ハチミツ
味わい     スモーキー・ダークチョコレートを想わせるあたたかみのあるコク
フィニッシュ  長くて繊細

カネマラ(ノンエイジ)

カネマラ(ノンエイジ)

最後にカネマラ。こちらは『カネマラ/スモーキーなアイリッシュシングルモルト』を参照していただきたいのだが、簡単にいうと、ピーテッドレベルは14ppmで、緑の大地の涼風といった爽やかなスモーキーフレーバーが特長だ。ラフロイグやボウモアに比べると飲み口がとてもやさしい。スモーキー&スムーズである。紹介するのはカネマラのノンエイジ。他に12年がある。

Connemara
700ml/40度/¥4,200
色       かすかに緑がかった金色
香り      スモーキー・新鮮なフルーツ
味わい     ハチミツ・バニラ・チョコレート
フィニッシュ  ドライだが涼やかなスパイシーさが心地よい
(ボトル撮影/小寺浩之)

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