ボディケア/低体温・冷え性ケア

乾燥肌まっしぐら?肌の潤いを奪う5つのNG入浴法

寒い夜はお風呂で体の芯までじっくり温めるという人も多いと思います。でも、入浴法次第では肌の潤いを奪ってしまうこともあるのです。これだけは注意したい、5つのNG入浴法を紹介します。

佐治 真澄

執筆者:佐治 真澄

スキンケアガイド

恐怖!入浴法次第では肌が乾燥する!?

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寒い冬にはお風呂は欠かせません

体の芯から温まってリラックスしたいなら、お風呂は外せませんよね。また、お風呂上りは肌がしっとりするため、乾燥する季節には肌ケアとして入浴を取り入れている人も多いのでは?

ちなみに、入浴で肌がしっとりするのは、お湯の温熱効果が要因となっています。湯船につかっていると、体が温まり毛穴が開き皮脂の分泌も盛んになります。この皮脂には潤い成分を守るバリア機能もあるので、乾燥を防ぐ効果も高まります。

しかし……入浴方法次第で、肌を乾燥させてしまう危険もあるのをご存知ですか?体を温めるだけでなく、肌に潤いを与えるためにもしている入浴が、逆に乾燥させてしまう原因になるなんて衝撃的ですよね。

 

やってはいけない5つのNG入浴法とは?

1、体をすぐに洗うのはNG
湯船につかる前に、体を洗っている人はいませんか?体をきれいにしてから、湯船につかりたいという気持ちはわかりますが、これは肌を乾燥させるNG行為。必ず、湯船につかって体を温め、肌を柔らかくしてから洗うようにしましょう。そのほうが汚れも落ちやすくなります。
 
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ナイロンタオルでごしごし洗いはNG

2、ナイロンタオルでごしごし洗うのはNG
ナイロンタオルでごしごし擦るという行為は、爽快感がある一方で肌にかなりのストレスを与えます。さらには、色素沈着の原因にもなることも。

ボディ用の洗浄料をしっかり泡立てて、手で洗うだけでも汚れは十分に落ちます。泡立てが面倒だという人は、泡で出てくるタイプがオススメ。背中など手が届きにくいところは、コットンやシルク素材のボディタオルで洗うと良いでしょう。
また、乾燥がひどいとか、肌が敏感になっているという時は、固形石鹸を使うと潤いを守ってくれますよ。

3、熱過ぎるお湯はNG
寒さが厳しいとお湯の温度を上げがちですが、熱いお湯は肌の潤いを奪いやすいので気を付けましょう。特に42度以上のお湯につかると、肌の潤い成分であるセラミドが流出しやすくなるので、絶対にやめて!目安は38度~40度程度。なかなか温まれないという人は、30分程度ゆっくり湯船につかって温めると、血行が促進されて、湯冷めもしにくくなります。

4、入浴後の肌放置はNG
お風呂上りの肌は、角層に水分をたっぷり含んでいるためつやつやで潤いたっぷり。でも、そのまま放置しておくと、水分はすぐに蒸発してしまいます。なるべく早めにケアするように。顔であれば3分以内、ボディは10分以内に塗るようにするとよいでしょう。クリームをつける際、すりこむようにごしごしと塗るのは逆効果なのでこちらも気を付けて。
 
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睡眠も肌には大切

5、睡眠時間を削ってまでの入浴はNG
深夜に帰宅した時でも美容のために、お風呂タイムは十分にとるというのはNG。
肌にとっては、睡眠時間も大切なので、その時間を削ってまで入浴時間にあてるのはむしろマイナスです。

また、入浴すると体温が上がって1~2時間は寝つきが悪くなるため、できれば睡眠時間の1時間前には入浴を終わらせましょう。深夜に帰宅した時は、ぬるめのお湯に10分程度つかる程度にとどめましょう。

また、入浴中にはたくさんの汗をかきます。その為、入浴前後にコップ1杯の水を飲むようにしましょう。ポイントは入浴前後に飲むというところ。デトックス効果もアップして、肌もきれいになります。

次ページでは「入浴時にできる、ながら美容法」を紹介します。
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