アボカドの原料植物について
アボカド
科名 スクノキ科
アボカドの果肉を圧搾して採油
すっかり日本の食卓でも一般的になったアボカドはアメリカの熱帯地方、亜熱帯地方が原産です。栄養価が高く「森のバター」と呼ばれます。美しい緑色の果実ですが、熟すと黒い皮になる種類が一般的です。和名は鰐梨(ワニナシ)といいますが、これは皮が動物のワニの皮膚に似ていることからついた名前です。割ると存在感のある種がありますが、オイル分は種ではなく、緑色の果肉から採取されます。
アボカドの色、におい
100ml 1500~2500円ぐらいが目安
透明なものは精製度が高いもので、アロマテラピーでは活用されることが少ないです。
豊富に含まれる不飽和脂肪酸
アボカドオイルに含まれる脂肪酸はオレイン酸がもっとも多く、60~70%近く含まれています。10%程がリノール酸です。オレイン酸は一価不飽和脂肪酸で、不飽和脂肪酸のなかでも酸化しにくい種類です。そのためアボカドオイルも、そんなに酸化が早いほうではありません。開封後は冷暗所で保管し、数か月で使い切るのが目安とされます。冷暗所といっても、冷蔵庫に入れると固まるため、常温の涼しい場所で保管しましょう。未精製の色の濃いアボカドオイルにはビタミンA、ビタミンB1、B2、ビタミンDのほか、カリウム、リン、マグネシウムなどのミネラルが含まれていて、とても優れたオイルです。