定番から穴場まで!ドイツ各地から様々な名所がランクイン
ロマンティック街道の終着地フュッセンは可愛い町。ノイシュヴァンシュタイン城への拠点でもある
ドイツのイメージというと、日本では多くの人がロマンチックな景色にビールやソーセージが似合う南ドイツを思い浮かべると思うのですが、今回のアンケートでは「ハンブルクの港(フィッシュマルクトを含む)」(26位)や「倉庫街(ミニチュアワンダーランドを含む)」(32位)、「リューベックのホルステン門」(27位)、ドイツ最大のリゾート島「リューゲン島」(29位)など北ドイツの名所をはじめ、ドイツ各地からまんべんなく選ばれています。
ドイツに39か所ある世界遺産(2014年現在)のなかでは、「ベルリンの博物館島」(14位)、「バンベルク旧市街」(16位)、「ポツダムのサンスーシ宮殿」(22位)など21か所がトップ100にランクイン。歴史や文化を目的としたドイツ観光は年々人気を集めています。ちなみに、ヨーロッパの人々が選ぶ文化ツーリズムの目的地として、ドイツは2012年以来世界一位に輝いています。
豊かな自然もドイツの魅力の1つ。「黒い森 自然保護地区」(12位)、ドイツ最高峰の登山が楽しめる「ツークシュピッツェ」(13位)、断崖絶壁の絶景が望める「ザクセンスイス」(25位)ほか、大自然を満喫できる名所が上位に入っています。
ドイツといえば自動車、温泉、ビールにサッカー
ヨーロッパ屈指の温泉保養地バーデン・バーデンではローマ式入浴も楽しめる (C)CARASANA
ドイツといえば自動車の国、という人も多いのでは? ミュンヘンの「BMW博物館」(51位)、シュトウットガルトの「メルセデス・ベンツ博物館」(54位)と「ポルシェ博物館」(94位)、フォルクスワーゲンのテーマパーク「アウトシュタット」(68位)など 世界中の自動車ファンが憧れるドイツ車の博物館が軒並みランクイン。家族連れにも、車ファン以外にも楽しめること請け合いです。車の博物館のほかに家族連れに人気の名所としては、「ベルリン動物園」(60位)、「レゴランド」(63位)なども選ばれました。
お祭り・イベントの分野では、日本でも知名度上昇中のクリスマスマーケットが人気。今回のアンケートでは「ニュルンベルク」(52位)、「ドレスデン」(71位)、「フランクフルト」(94位)のマーケットがランクインしましたが、ドイツのクリスマスマーケットを訪れる観光客は年々増えているので、次回のアンケートではもっと上位に入るかもしれませんね。
国内サッカーリーグ、ブンデスリーガのスタジアムがランクインしているのも興味深いところ。FCバイエルンミュンヘンのホーム「Allianz Arena」(30位)、ボルシア・ドルトムントのホーム「Signal Iduna Park」(83位)と人気の2チームが入っています。2014年ワールドカップでドイツが優勝し、世界中から注目を集めているブンデスリーガ。日本人選手も増えてますます目が離せません。
アンケート結果全体を見てみると、ドイツは各地に見どころがちらばっていることが分かります。ドイツの大きな特徴は、パリやロンドンのように首都一極集中型でなく、各州が自治権を持ち地方ごとに独自の文化が見られること。1度の旅行でドイツのすべてを見ることは難しいですが、訪れる度に新たな顔に出会える楽しみがあるので、欧州のなかでも特にリピーターが多い国となっています。
この他のランキングはドイツ観光局の専用サイトでどうぞ!
■ドイツ観光局 TOP100専用サイト
ドイツ観光局のTOP100 専用サイトでは、各観光名所の概略にくわえて開館情報、アクセス方法などのデータも紹介されています。TOP100専用アプリをダウンロードすれば、旅先のガイドブックとしても便利に使えそうですね。