デザイン・品質・使いやすさを兼ね備えたドイツの筆記具

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デザイン性の高さと品質の良さを誇るメイド・イン・ジャーマニーの文具

日本でも人気を集めているドイツの文房具。何十年経っても飽きがこないシンプルなデザイン、マイスター精神を伝える品質の良さ、そして使いやすさを兼ね備えたメイド・イン・ジャーマニーの文房具は、オフィスで、学校で、プライベートで、きっと頼もしい相棒になってくれることでしょう。

今回は文房具のなかでも万年筆や鉛筆、ペンなどの筆記具にスポットを当て、ドイツを代表する筆記具ブランドを集めてみました。どのブランドも日本に支社や代理店があるので、もちろんリピート購入も可能。一生つきあえるドイツ生まれのイッポン(逸本)を探してみませんか?

ドイツで文房具が買える場所

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文房具専門店が意外に少ないドイツ。写真はハイデルベルクにある「LAMY」直営店

文房具専門店はドイツ語で「シュライプワーレンラーデン(Schreibwarenladen)」といいますが、ドイツでは意外に文房具店が少なく小さな街では探すのが難しいかもしれません。

旅行者でも見つけやすく便利なのがデパート。たいていの街に「カウフホーフ(Kaufhof)」や「カールシュタット(Karstadt)」などの大手デパートチェーンがあり、有名メーカーの文具が揃っています。高級万年筆なら地上階の時計売り場やアクセサリー売り場の並びに、カジュアルなペンシルやマーカーなどは上階の子ども用品売り場の近くにあることが多いです。

ペリカン Pelikan

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ペリカンを代表する万年筆「スーベレーン」。ボディの縞模様にいたるまですべて手作り

親子のペリカンがシンボルマークの世界的に有名な筆記具メーカー「ペリカン」の始まりは、1832年、科学者のカール・ホーネマンが始めた絵具とインクの工場でした。ピストン吸入式の万年筆を開発して注目されたのが1929年。以降、機能性を追求した筆記具を生み出し続けています。

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「優れもの」の名にふさわしい万年筆

ペリカンの代表的な万年筆「スーベレーン」は、「優れもの」の名にふさわしく、ドイツの万年筆専門誌で「ペン・オブ・ザ・イヤー」を獲得した名品。隅々まで手作業で作られた、完成度と耐久性に優れた万年筆は、世界中の多くの作家たちに愛されています。

高級筆記具だけでなく、子ども用万年筆「ペリカーノ・ジュニア」などカジュアルな筆記具も展開するペリカン。ドイツの小学校では、鉛筆やペンを使う前にまず万年筆を使って正しい字の書き方を習います。日本では万年筆を使ったことがないという人も多いので、軽くてお手頃なドイツの子ども用万年筆を入門用に入手するのもいいかもしれませんね。

ドイツの参考価格:スーベレーン万年筆 約300ユーロ~

ペリカン公式HP(日本語)


モンブラン MONTBLANC

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もはや万年筆を越えた伝説。高級万年筆の最高峰「マイスターシュテュック」

世界的に有名な高級万年筆の代名詞「モンブラン」は、1906年にハンブルクの文具商と銀行家、ベルリンのエンジニアによって起業された万年筆メーカーが起源です。

モンブランの代表モデル「マイスターシュテュック( MEISTERSTÜCK)」(マスターピースの意味)のキャップの先には、欧州最高峰モンブラン山頂の氷河を図案化したという、白い星形のシンボルマークがきらり。艶のある黒いボディ、18金のペン先に刻まれたモンブランの標高をあらわす4810……まさにひとつの芸術品ともいえる逸品は世界中の著名人に愛され、数々の歴史的瞬間に立ち会ってきました。

故ケネディ大統領も愛した万年筆

故ケネディ大統領も愛した万年筆

なかでも印象的なエピソードが1963年のケルンでの出来事。署名の際に自分の万年筆が見つからなかった西ドイツのコンラート・アデナウアー首相に、ジョン・F・ケネディが差し出した愛用の万年筆。この万年筆こそが「マイスターシュテュック149」でした。

ドイツの参考価格:万年筆 約500ユーロ~

モンブラン公式HP(日本語)

次のページでも、日本で話題の「ラミー」ほか人気の筆記具ブランドをご紹介します!