クルマの歴史=ベンツの歴史を紹介するベンツ博物館

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カーマニア垂涎の歴史的名車がてんこもり! 写真は近代自家用車の原点となった現存する最古のメルセデス車

クルマ王国ドイツの中でも、シュトゥットガルトはいくつもの自動車メーカーが本社を構える「自動車の街」として知られています。世界初の自動車を発明し、世界中で高級車として君臨し続けるメルセデス・ベンツの本拠地もここ、シュトゥットガルト。2006年にサッカーワールドカップに合わせて新生オープンした「メルセデス・ベンツミュージアム」は、自動車ファンだけでなく、世界中から観光客がやってくる大人気スポットです。

ベンツミュージアムでは、車両約160台他1500点以上もの展示物を、9フロア、1万6500平方メートルものスペースに展示し、自動車の発明から現在に至るベンツの歴史=クルマの歴史を壮大なスケールで紹介。クルマ好きなら丸一日いても足りないような、とにかく規模の大きい博物館です。クルマにそれほど興味が無いガイドでさえも、あまりのかっこ良さにテンションが上がりっぱなしでしたから、きっと誰もが魅了されることでしょう。

斬新なデザインで「魅せる」博物館

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スペーシーなエレベーターに乗って最上階へビューン!建築・アートファンをも魅了するかっこ良さ

オランダの著名建築家、ベン・ファン・ベルケルとカロリン・ボス設計の前衛的なデザインにも注目。建物の内部は二重らせん構造になっていて、各フロアはゆるやかなスロープでつながれています。

入館したら、まずは近未来的なエレベーターに乗って最上階へ。そこを出発点にらせんを下りながら、二つの展示スペース「レジェンド(伝説)エリア」と「コレクションエリア」を鑑賞していきます。展示の充実ぶりもすごいけれど、車の配置や照明など随所にこだわりが感じられ、思わず「クルマってこんなに美しいものなのか……」とため息が出てしまうほど。自動車の博物館であると同時に、アート作品としても楽しめます。

入場時に渡される音声ガイド(日本語あり)は、各エリアに入ると自動的に案内が流れるようになっていて、ボタン一つで展示物の詳しい説明も聞けるのでとても便利。ロゴ入りのストラップをお土産としていただけるのも嬉しいサービスです。

「伝説」と「コレクション」 二つのエリアをじっくり鑑賞しよう

ベンツミュージアムは、自動車の歴史を時間軸に分けて再現する「レジェント(伝説)エリア」と、テーマごとに車両を展示する「コレクションエリア」という二つのエリアがあります。最上階から、エリア間を行き来しながらゆっくり下りてくるも良し、まずはレジェントエリアを1階まで見てから、もう一度エレベーターで昇ってコレクションエリアを見るのも良し。時間や好みに合わせて自由に鑑賞できます。

各エリア、フロアごとのテーマは以下になります。
(※は注目ポイントです。参考にどうぞ)

■レジェントエリア

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躍動感たっぷりのディスプレイがすごい!歴代レーシングカー

  8F 自動車の発明 
   ※ベンツとダイムラーの世界初の自動車
  7F ブランドの誕生 
   ※現存する最古のメルセデス車
  6F ディーゼルとスーパーチャージャー
  5F フォルムの多様性
  4F 安全性と環境適合性
  3F グローバルな個性
  2F レースと記録 
  ※レーシングカーのシュミレーションコーナーあり

 

■コレクションエリア
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消防車や救急車、パトカーなど緊急自動車のギャラリー

  7F 旅のギャラリー
  6F 商用車のギャラリー
  5F 緊急自動車のギャラリー
  4F 著名人のギャラリー 
   ※昭和天皇御料車やローマ法王の特別車、ダイアナ妃の愛車も展示
  3F ヒーローのギャラリー

 

珍しいベンツグッズをお土産に

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ここでしか手に入らないレアなお土産がいっぱい

地階のミュージアムショップは、レアなお土産の宝庫。カー用品はもちろん、各種ミニカーや精密な模型、書籍やステーショナリー、衣類にアクセサリーに時計まで、ベンツ印のグッズがいっぱい。ベンツファンでなくても日常使いしたくなるような、グッドデザインな雑貨も充実しています。

<DATA>
Mercedes-Benz Museum
住所:Mercedesstr. 100
TEL:0711-1730000
営業時間:火~日曜9:00~18:00 月休み
入館料:8ユーロ 14歳以下は無料
アクセス:シュトゥットガルト中央駅からS1でNeckerpark(Mercedes-Benz)下車徒歩10分
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※海外を訪れる際には最新情報の入手に努め、「外務省 海外安全ホームページ」を確認するなど、安全確保に十分注意を払ってください。