大人の「あせも(汗疹)」が急増中!

大人のあせもが急増中

大人のあせもが急増中

大人のあせも(汗疹)の原因と対策について解説します。

日本列島は連日の猛暑続き。体力的にも精神的にもまいってしまいますよね。
この暑さ、肌にも悪影響を及ぼしていて、実は子どもだけがなると思われていたあの「あせも(汗疹)」が、大人に急増しているのだとか。

本来「あせも」は、汗の出る"汗管"が大人より子どもの方が多いため、子どもにできる湿疹と思われていました。それなのに、何故大人に急増しているのでしょうか?


あせも(汗疹)の原因とは?

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汗をかいたらこまめにふき取りましょう

人間の皮膚には表面に約200万~400万個のエクリン汗腺があると言われています。気温の上昇や激しい運動によって体温があがった時、このエクリン汗腺で汗がつくられ、汗管という細い管を通って皮膚の上に汗を出して体温を調節します。これが、いわゆる汗です。

でも、この汗管がなんらかの理由でふさがれていると、汗は出口がなくなって蒸発できなくなります。

あせもは、出口をふさがれて皮膚の中にしみだした汗が行き場をなくして起こす炎症の事。その為、あせもは、汗をたくさんかくことと、汗の出口「汗管」が塞がれることの2つの条件が揃った時に発生します。

また、急な気温の変化や節電のためエアコンの設定温度を上げているのも影響を及ぼしているようです。

そのほか、長時間椅子に座っているとか、エアコンの効いた室内では寒さ対策として長袖のカーディガンなどを羽織ってしまう人というも、知らず知らずのうちに汗をかいてしまうことがあるので要注意。


あせも(汗疹)のできやすい人とは?

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まだまだ暑い日は続きそうです

・代謝の良い乳幼児
・汗をかきやすい人

また、アトピー性皮膚炎の人は皮膚のダメージのために汗の出口がつまりやすくなっていて、あせもができやすい人が多いようです。
あせもになると、もともとある皮膚炎も悪化しやすくなってしまいます。

加えて、バリア機能が低下している人も危険。入浴時に必要以上に肌をゴシゴシとこすり洗いをしている人は特に注意しましょう。かえって汗に反応しやすい敏感体質になってしまう恐れもあります。


あせもの症状とは?

一般的にあせもは、症状の違いから「白いあせも」と「赤いあせも」に分類されます。

「白いあせも」
白くてやや透明感のある小さな水泡がたくさんできます。かゆみや痛みはほとんどなく過度の日焼けや発熱時の発汗後などにみられる症状です。

「赤いあせも」
赤くプツプツがたくさんでき、かゆみや痛みを伴います。良く見られるのがこちらのタイプです。


あせものできやすい場所

首や肘の内側、ひじやひざの裏側、胸の下や脇、おなか回りなど。
特に、首(あごの裏側)は、汗をかきやすくあせもができやすい場所なので、こまめにふき取るように。また、胸など下着でしめつけている部分も汗もができやすいと言われています。


あせもの対策とは?

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できればシャワーで流すとあせもの予防になります

汗をかいたら清潔なハンカチやタオルで、こまめに拭きとるようにしょう。できれば、シャワーで洗い流し、清潔な状態を保つことを心がけましょう。
仕事場や外出先などでそれが無理な場合は、ボディ用のふき取りシートやぬれタオルなどでふき取るのが良いでしょう。
汗をかいたままにしておくと、あせもだけでなく肌荒れの原因にもなるので気を付けましょう。

また、かき初めの汗は肌と同じ弱酸性で、皮膚の保湿や殺菌をしてくれますが、そのまま放置すると、アンモニアが発生して肌荒れの原因にもなります。また、あせもをかきむし
ると、色素沈着など痕が残ってしまうこともあるので気を付けましょう。
まず、あせもができたら放置せず、よく洗って清潔にし、かゆみ止め成分が配合された治療薬を塗りましょう。寝ている間に無意識のうちにかきこわさないように、爪を切るなどの対策もオススメです。


エアコンを上手に活用!

就寝中にエアコンのタイマーが切れてしまうと、時間とともに室温が高くなり、汗をかいてしまうこともあります。特に、あせもができている時は、タイマーの時間をいつもより長くする、朝までつけておくなどの対応も必要。まだまだ暑い日が続きそうなので、エアコンを上手に活用し、外出時にはタオルやボディ用のウエットティッシュなどを持ち歩くなどして、肌を清潔に保つよう心掛ける必要がありそうです。



※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して肌荒れや不調を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮し、正しい方法で行ってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。