ひと手間かけて、前日から発酵種を仕込む
ニューヨークのマンハッタンに「エイミーズブレッド」という人気のパン屋さんがあります。“アルティザン・ブレッド(職人のパン)”の代表格で、イーストの代わりに自家製酵母やサワードウを使い、じっくりとパン生地を熟成させた、スーパーなどで市販されるパンとはひと味違う、こだわりパンが自慢。
エイミーズブレッドが出している本の中で見つけたレシピをアレンジしたものが、今回のパンです。青ねぎとくるみという、香りと食感がたまらない組み合わせ。イーストの量を少なくして、前日に仕込んだ(といっても、混ぜるだけ)発酵種を使うことで、おいしさをプラスします。
エイミーズブレッドが出している本の中で見つけたレシピをアレンジしたものが、今回のパンです。青ねぎとくるみという、香りと食感がたまらない組み合わせ。イーストの量を少なくして、前日に仕込んだ(といっても、混ぜるだけ)発酵種を使うことで、おいしさをプラスします。
NY風青ねぎとくるみパンの材料(ロール20個、または棒状2本分)
NY風青ねぎとくるみパンの作り方・手順
発酵種
1:
プラスティック容器などに水とインスタントドライイーストを入れてよく混ぜ、強力粉を加え、粉けがなくなるまで練る。常温に30分~1時間ほどおき、少しふくらんだら冷蔵庫で一晩寝かせる。
本ごね
2:
ボウルに水とインスタントドライイーストを入れ、よく混ぜる。
3:
はちみつ、発酵種、オリーブオイルを加えて、生地を指先でちぎりながらよくなじませる。
4:
発酵種のかたまりが少し残るくらいでOK。合わせておいた強力粉と塩を加える。
5:
スプーンなどでざっくり混ぜ、ひとかたまりになったら、台に取り出して(またはボウルの中で)こねる。
6:
なめらかな生地になるまで、10~15分こねる。
7:
生地を丸め、軽くつぶし、四方をひっぱっり長方形にする。ぬれ布巾をかけて15分休ませる(ベンチタイム)。
8:
麺棒で生地を伸ばし、刻んだ青ねぎとくるみの半量を全体に散らす。
9:
左右の生地を折って、中身が飛び出さないように包む。90°回して、麺棒をかけて長方形にし、残りの青ねぎとくるみを散らす。同様に3つ折りする。
10:
中身が出ないように丸め、ボウルに入れてビニールをかけ、1時間ほど発酵をとる。
青ねぎの味を生地になじませるために、一晩冷蔵庫で寝かせるとさらによい。11:
生地が2倍くらいにふくらんだら、台に取り出す。
12:
生地を半分に分割し、切った断面を上にして、中身がでないようにつまみとめ、さらに2つ折りにしてつまみとめる。棒状にするなら、このまま天板にのせる。
13:
ロールパンにする場合は、棒状の生地を10等分し、中身が出ないように丸める。
14:
天板にのせ、ビニールをかけて45分~1時間、最終発酵をとる。
15:
180℃に温めたオーブンでロールは15~18分、棒状のパンは25~30分、底にも焼き色がつくまで焼く。網などにのせて冷ます。
ガイドのワンポイントアドバイス
軽くトーストしてクリームチーズ、トーストしないで生ハムをのせて、またはサンドイッチにするのがおすすめです。
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。