ユニークな手作りパン/簡単クイックパンレシピ

人気のポップオーバーレシピ……型から飛び出す!

今回は、ポップオーバーのレシピをご紹介いたします。卵がたっぷり入った、シュー皮のようなパンです。でも、シュー皮より、作り方はずっと簡単。スープにもよく合います。目先の変わったパンに挑戦したい方にオススメです。

松野 玲子

執筆者:松野 玲子

ユニークな手作りパンガイド

人気のポップオーバーレシピ……型から飛び出す!

所要時間:60分

カテゴリー:パン・ピザパン

ポップオーバーレシピ……オーブンは開けずにじっとガマン!

ネーミングが楽しいポップオーバーは、型からポップ(飛び出す)するところから、つけられたのでしょうか。お菓子のようですが、アメリカではパンのカテゴリー。クラムチャウダーなど、スープに添えられます。生地に粉チーズやドライハーブなどを入れて、変化をつけてもいいですね。
シュー皮を焼く時と同じで、生地をオーブンにいれたら、まず高温で一気にふくらませて、温度を下げてふくらみをキープします。だから、できるまで、オーブンは開けないように!ウィンドー越しに見ながら、できあがりを待ちましょう。
 

ポップオーバーの材料(小12個分)

ポップオーバー
薄力粉150g
小さじ1/4
砂糖小さじ1
3個
牛乳250ml
無塩バター35g (10gは溶かしておく)

ポップオーバーの作り方・手順

ポップオーバー

1ポップオーバー型にサラダ油を塗る。

ポップオーバー型にサラダ油(分量外)を塗る。ポップオーバー型がなければ、プリン型やコップ型の耐熱容器を使用してもいい。ただし、メタル製のほうが熱が伝わりやすく、上手に焼ける。
ポップオーバー型にサラダ油(分量外)を塗る。ポップオーバー型がなければ、プリン型やコップ型の耐熱容器を使用してもいい。ただし、メタル製のほうが熱が伝わりやすく、上手に焼ける。

2薄力粉を2度ふるう。

薄力粉を2度ふるう。
薄力粉を2度ふるう。

3塩と砂糖を加える。

塩と砂糖を加え、よく混ぜる。
塩と砂糖を加え、よく混ぜる。

4卵を割りほぐし、牛乳を加えてよく混ぜる。

別のボウルに卵を割りほぐし、牛乳を加えてよく混ぜる。
別のボウルに卵を割りほぐし、牛乳を加えてよく混ぜる。

5無塩バター10gも加え、よく混ぜる。

溶かしておいた無塩バター10gも加え、よく混ぜる。
溶かしておいた無塩バター10gも加え、よく混ぜる。

6粉の中心に5を流し入れる。

3の粉の中心にくぼみをつくり、そこに5を流し入れる。
3の粉の中心にくぼみをつくり、そこに5を流し入れる。

7ハンドミキサーで3~4分よく混ぜる。

ハンドミキサーで3~4分、ダマのないなめらかな生地になるまで、よく混ぜる。
ハンドミキサーで3~4分、ダマのないなめらかな生地になるまで、よく混ぜる。

8オーブンを200℃に温め、温まったオーブンに型を入れる。

オーブンを200℃に温める。無塩バター25gを12等分にして、型の底に入れる。温まったオーブンに型を入れる。
オーブンを200℃に温める。無塩バター25gを12等分にして、型の底に入れる。温まったオーブンに型を入れる。

91分ほどしたら、オーブンから型を取り出す。

1分ほどしたら、オーブンから型を取り出す。バターがぶくぶくと泡立ち、溶けていればOK。
1分ほどしたら、オーブンから型を取り出す。バターがぶくぶくと泡立ち、溶けていればOK。

10生地を型の半分くらいまで入れる。

7の生地を型の半分くらいまで入れる。入れ過ぎると、ふくらみが悪くなるので注意。
7の生地を型の半分くらいまで入れる。入れ過ぎると、ふくらみが悪くなるので注意。

11200℃に温めたオーブンに入れ、20分焼く。

200℃に温めたオーブンに入れ、20分焼く。次に温度を150℃に下げて、もう20分焼く。焼き上がったら、型からそっと取り出し、網の上などで冷ます。
200℃に温めたオーブンに入れ、20分焼く。次に温度を150℃に下げて、もう20分焼く。焼き上がったら、型からそっと取り出し、網の上などで冷ます。
オーブンがよく温まっているのがポイント。焼いている途中にオーブンを開けると、しぼんでしまうので、辛抱しましょう。

ガイドのワンポイントアドバイス

焼き立てを急いで食べるのがいちばん。スープの付け合わせにぴったりです。冬ならクリームシチューやクラムチャウダーなど、夏はビシソワーズや玉ねぎスープ(ローストした玉ねぎをコンソメと牛乳で伸ばす)など、冷たいスープと。なぜか、クリーム系のスープに合うのです。(パン制作/松野玲子 スタイリング・撮影/SIMPLE STYLE)

※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※衛生面および保存状態に起因して食中毒や体調不良を引き起こす場合があります。必ず清潔な状態で、正しい方法で行い、なるべく早めにお召し上がりください。また、持ち運びの際は保存方法に注意してください。

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