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ウイスキー&バー/ウイスキー、おススメのこの一瓶

ラフロイグ セレクトカスク新発売6/24

新感覚ラフロイグが6月24日に発売される。3タイプの異なる樽で熟成させたモルト原酒をヴァッティングし、さらにアメリカンオークの新樽で後熟させたラフロイグ セレクトカスク。スモーキーで柔らかい甘みが特長。

協力:サントリー
達磨 信

執筆者:達磨 信

ウイスキー&バーガイド

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誰もが好きになる、ザ・スモーキー・アイラ

ラフロイグ蒸溜所

ラフロイグ蒸溜所

「ラフロイグ」は長らく“惚れ込むか、大嫌いになるかのどちらか”といわれてきたが、いまやそれは過去のものだ。“誰もが好きになる、ザ・スモーキー・アイラ”といったほうが正しい。
スコットランドの西岸沖、ヘブリディーズ諸島のアイラ島で生まれるシングルモルトウイスキーのなかで、「ラフロイグ」は販売数量において世界で最も愛されているアイラモルトである。
ゲール語である「ラフロイグ」の言葉が示す通り“広い入り江の美しい窪地”に建つ蒸溜所がつくりあげる製品は強烈な香味の主張がありながらも、シングルモルトが世界的な人気となるほどにラフロイグ・ファンも拡大してきた。チャールズ皇太子に愛され、1994年にスコッチのモルト蒸溜所としては初のロイヤルワラント(王室御用達)を戴いているが、その名誉だけで語られるシングルモルトではないのである。ウイスキーを飲みこなせば、誰もがたどり着く香味と言ってもいいだろう。
ラフロイグ10年

ラフロイグ10年

現在の製品は「10年」「18年」「クォーターカスク」がある。なかでも「ラフロイグ10年」はザ・スモーキー・アイラの象徴であり、ピートや磯の香に加え、薬品を思わせるヨード様の香も漂う。味わいはオイリーで濃厚、後味はやや塩っぽくてドライといった特長を抱いている。ただし、人々を魅了するのはこうした特化した香味の中に、バーボン樽熟成によるバニラのような甘さ、クリームのような滑らかさやしなやかさが潜んでもいるからだ。アイラモルトの王とも評される、真の王者ならではの雄々しい優しさ、深遠な愛を飲み手に感じさせる。


スモーキー&フルーティーの進化を超えた深化

新発売ラフロイグ セレクトカスク

新発売ラフロイグ セレクトカスク

さて2014年6月24日(火)に登場するザ・スモーキー・アイラの新製品とはどんな特長を抱いているのか。
「ラフロイグ」といえばほとんどがバーボン樽の1st.(ファースト)フィル熟成で知られている。つまり1度バーボンウイスキーを詰めて貯蔵熟成したホワイトオーク材の樽、このバーボン樽に最初に詰めたニューメイクの熟成モルトだけを使用していることだ。
新製品「ラフロイグ セレクトカスク」には進化を超えた深化がある。いや、もっと時が進んだとき、「ラフロイグ」の深化の途上を物語る一瓶になるかもしれない。それはこれまでにない新たな感覚を抱いているからだ。
異なる4タイプの樽を使用している点が大きな特長だ。まずは甘口シェリーとなる白ぶどう品種のペドロヒメネスを詰めたあとのシェリー樽、ヨーロピアンオークのシェリー樽、そしてバーボン樽。この3タイプそれぞれの樽で熟成したモルトをヴァッティングした後、さらにヴァージン・アメリカンオーク樽(ホワイトオークの新樽)で後熟させて誕生する。
口にすれば多彩な樽種での熟成モルトが織り成す重層感に、従来の「ラフロイグ」の香味イメージを超えたフルーティーさを見出すだろう。簡単に表現するならば、スモーキーでありながらフルーティーな甘美さが漂う、となる。
ザ・スモーキー・アイラとしてのスタンダードなつくりを伝承しながらも、新たな香味の深まりを追求している姿が「ラフロイグ」にはある。進化を超えた深化。未来はもっと深まっていくことだろう。(ボトル撮影/小寺浩之)

[LAPHROAIG SELECT CASK]
700ml/40%/4,000円(希望小売価格/税別)
色   スパークリングゴールド
香り  スモーキー・ココナッツ・バナナ
味   重厚なスモーキーに柔らかな甘み
余韻  スモーキーながら甘美な余韻が長くつづく

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