エクササイズ/エクササイズ関連情報

代謝アップ&肩コリ予防!簡単肩甲骨エクササイズ

普段あまり意識を向けにくい肩甲骨を動かし、褐色脂肪細胞を刺激し、固まった肩周りをリセットしていきましょう! 今回は腕を風車のように動かす「ウィンドミルアーム」と、腕を付け根からねじるように回す「アームローテーション」のエクササイズをご紹介します。

MAMI

執筆者:MAMI

エクササイズ・産後ダイエットガイド

肩甲骨の周りには褐色脂肪細胞がある

肩甲骨周りの動きで肩コリを予防!

肩甲骨周りの動きで肩コリを予防!

体の後ろ側にある肩甲骨は自分からは見えないので意識も薄れがちですが、肩コリのある方は、この肩甲骨周りが固くなっていることがとても多いものです。

また脂肪細胞には脂肪を蓄える「白色脂肪細胞」と、体温維持などを目的として脂肪を燃やす「褐色脂肪細胞」がありますが、この褐色脂肪細胞は首の周り、脇の下、心臓、腎臓の周り、そして肩甲骨の周りの5ヶ所に分布しています。

今回はこの褐色脂肪細胞がある肩甲骨周りを動かし、代謝を上げることにもつながるエクササイズを2つご紹介します。

 

腕を風車のように動かす「ウィンドミルアーム」

ひざを曲げ、仰向けで前へ並え

ひざを曲げ、仰向けで前へ並え

1、 膝を曲げ脚を立てて仰向けになりましょう。足は腰幅くらいに開き、平行に保ちます。床で出来るだけ背中を伸ばして、背骨の長さを出しておきます。

目線を天井の方向(真上)に向けて安定させたら、息を吸って吐きながら、天井の方へ腕を伸ばし、指先も上へ向けましょう。

 

風車のようにスムーズに

風車のようにスムーズに

2、 天井の方向へ伸ばしている両腕を、右腕は片手でバンザイするように耳の近くで伸ばし、左腕は床に置いて長くしておきましょう。

自然呼吸を続けながら右腕と左腕を床に近いところで半円を描くように左右入れ替えます。風車がまわるように、ゆっくりと動かしてみましょう。

3~5回行います。

 

腕を回して行う「アームローテーション」

腕を付け根から回しましょう

腕を付け根から回しましょう

1、 座った姿勢か立った姿勢で背筋を伸ばし、両腕を体から離して、肘を伸ばしておきます。体幹を安定させ長い腕を保ち、息を吸って吐きながら、腕を付け根からねじるように外回し(外旋)にしましょう。

その間も出来るだけ体幹部を安定させ、体がグラつかないようにします。(小円筋、棘下筋<きょっかきん>が働きます)

 

上半身も安定を保ちます。

上半身も安定を保ちます。

2、 気持ち良く無理のない範囲で腕を回したら、長い腕と体幹の安定を保ったまま、今度は息を吸って吐きながら、逆方向に内回し(内旋)を行いましょう。(広背筋、大円筋、肩甲下筋が働きます)

腕を動かしている間も首の長さを保ち、呼吸をつけながら、3~5回行ってみましょう。

 

外旋(外回し)・内旋(内回し)とも、肩甲骨や肩関節の周りのローテーターカフと呼ばれる回旋筋鍵盤の部分が働いたり、肩関節をコントロールしながらスムーズに使うことで、肩周りの安定や肩コリの予防につながります。座ったままでも行なえる動きを生活に取り入れながら、肩甲骨まわりを動かし、代謝もUPさせ肩コリ予防に役立ててみてください。
【編集部おすすめの購入サイト】
楽天市場で人気のエクササイズ用品を見るAmazon で人気のエクササイズ用品を見る
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※ダイエットは個人の体質、また、誤った方法による実践に起因して体調不良を引き起こす場合があります。実践の際には、必ず自身の体質及び健康状態を十分に考慮したうえで、正しい方法でおこなってください。また、全ての方への有効性を保証するものではありません。

あわせて読みたい

あなたにオススメ

    表示について

    (ミーコ)明日きれいになれる!ビューティ特集&コラム

    カテゴリー一覧

    All Aboutサービス・メディア

    All About公式SNS
    日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
    公式SNS一覧
    © All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます