サンドイッチの発想と組み立て
『サンドイッチの発想と組み立て』
『サンドイッチの発想と組み立て 世界の定番サンドイッチとその応用』の前半ではイギリス、フランス、アメリカ、ドイツ、イタリアなど世界の定番サンドと食文化の背景、そのバリエーションが、おいしくつくるコツとともに紹介され、後半は日本の季節の食材を使ったオリジナリティあふれるサンドイッチが多数紹介されています。
最後にナガタさんは尋ねます。
あなたが一番好きなサンドイッチは何ですか?
仕事となるとコストを考えなければならず、好きというだけでは解決できないところに突き当たりますが、可能な範囲で一番好きなもの、おいしいと思うものを選んでいけば、より身体にいいものに仕上がっていくはず。つくり手自身が心からおいしいと感じるもの、自信を持って提案できるものが売れるサンドイッチとなるはず、とナガタさんは言います。
石臼挽き小麦のバゲットサンド
『サンドイッチの発想と組み立て』の表紙の写真には、この本で紹介されている140種余りのなかで、スタッフに最も評判が良かったサンドイッチが使われています。
石臼挽き小麦のバゲット(ル・プチメックの「バゲットムール」)にたっぷりの発酵バター、そしてスペインの生ハム、ハモンセラーノ。超シンプルでバランスのとれたサンドイッチです。
シンプルになればなるほど素材の品質が表れます。調理時間のかからない、新鮮で上質な素材の組み合わせは、わたしたちにもすぐに、真似ができそうですね。
クラブ・ド・サントノーレ
いままでAll Aboutでレポートしたクラブ・ド・サントノーレのセミナー
■いがらしろみさんにお菓子みたいなジャムを学ぶ(2006)
■ツオップに学ぶパン作り(2006)
■人気シェフが次の扉を開く前(2007)
■パンとはちみつの愉しみ(2007)
■全部の夢をかなえる方法(2007)
■セ・トレボン大西さんのおいしいパンづくり(2008)
■薫々堂のブリオッシュバラエティ(2009)
■明石克彦さんに学ぶドイツパンの愉しみ(2010)
■根本孝幸さんの提案するイタリア風パンの愉しみ(2011)
■ブラフベーカリー栄徳剛さんに学ぶ(2012)
■クラブ・ド・サントノーレ公式サイト