パン/パン屋さん取材レポート(西日本)

ダム・ド・フランス【福岡】

かつてこんなにたくさんの種類のフランスパンが並ぶ店を見たことがなかったかもしれません。レイモン・カルヴェルさんの助手として来日、福岡でOPENして20数年のウイヨー・アンドレさんのお店を取材しました。

清水 美穂子

執筆者:清水 美穂子

パンガイド

シンプルなフランスパンの種類が豊富

かつてこんなにたくさんの種類の「フランスパン」が並ぶ店を見たことがなかったかもしれません。昨年25周年を迎えたダム・ド・フランスは福岡は薬院大通駅に程近いスーパーマーケット、ボンラパスの一角にあるフランスパンの種類豊富なパン屋さんです。

縦長のフランスパンだけでもバゲット、バタール、パリジャン、ドゥーリーブル、ペイザンの他に数種類、毎朝10時頃には、まだパチパチ言っている焼きたてのパンが立ち並びます。フランスではこれを「パンの歌」というのだそうです。


昨年でオープン25周年売り場から厨房の様子が見える

ウイヨー・アンドレさん

シェフのウイヨー・アンドレさんは日本のパン職人でその名を知らない人のいないレイモン・カルヴェルさん(フランス国立製パン学校の教授)の助手として1970年に初来日しました。

当時レイモン・カルヴェルさんと共に各地でフランスパンの指導にあたった人の中には「ビゴの店」のフィリップ・ビゴさんや「シェ・ピエール」のピエール・プリジャンさんもいました。
1982年にウイヨーさんはダム・ド・フランスをオープン。福岡でフランスの食文化を伝える人となりました。

ウイヨー・アンドレさん


次のページはダム・ド・フランスのパンをご紹介します。
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