ドイツパンの楽しみ

パン業界で働く女性の会、クラブ・ド・サントノーレで、世田谷のベッカライブロートハイムの明石克彦さんを講師に迎え、ドイツパンの作り方や楽しみ方とその魅力を学ぶセミナーが開催されました。 今までクラブで行ってきたアンケートによれば、明石さんを講師に、という要望はいつも、とても多いそうです。

今回のセミナーでは、明石さんによる、数種類のドイツパンやクロアソン(クロワッサン)、モーンクーヘン、そしてサンドイッチの実演がありました。

ここでは主に、ドイツパンのおいしい食べ方、サンドイッチについて紹介されたことをお伝えしたいと思います。

ベッカライブロートハイムの明石克彦さん。「仕事の能力に男女差、年齢差はない。本人次第」という。
クロアソンの成形を実習する女性パン職人たち。会のメンバーの約3/5はベーカリー勤務、残りはメーカーの開発担当などの職種。

イェーガー ブロートヒェン

最初に紹介されたパンは、「イェーガーブロートヒェン」。明石さんが30年以上も前から作り続けているライ麦30%のプチパンです。ライ麦パンというと、どっしりとして酸味があるようにイメージしがちですが、このパンはちょっと違います。軽く、クラスト(皮)がサクっとしてヒキがないのが特徴で、サンドイッチに向くパンです。香ばしい旨みがあります。

イェーガーブロートヒェン。サンドイッチはガリっと硬くては食べにくいので、焼きを甘め(薄い焼き色)にしている。

ヴァイツェンミッシュブロート

ライ麦40%の「ヴァイツェンミッシュブロート」の、「ミッシュ」とはミックスの意味。頭に「ヴァイツェン」がつくと小麦粉多め、「ロッゲン」がつくとライ麦粉多めの配合のブロート(パン)を表します。このパンも歯切れよく香りよく、スライスするとサンドイッチにぴったりの大きさです。

ヴァイツェンミッシュブロート

フォルコンブロート(ズィーベンコーンブロート)

「フォルコンブロート(ズィーベンコーンブロート)」は全粒粉パン(7穀パン)という意味です。ライ麦粉、グラハム粉、オートミール、アマニ、ヒマワリの種、白ゴマなどが入っていて栄養たっぷり。パンそのものが味わい深いので、バターがなくてもおいしく食べられます。

ズィーベンコーンブロート