初の全日本製パン技術選手権大会

ベーカリージャパンカップ

ベーカリージャパンカップ

2013年3月6日~8日、史上初となる全日本製パン技術選手権大会、BAKERY JAPAN CUP(ベーカリー・ジャパンカップ)の決勝戦がMOBAC SHOW(国際製パン製菓関連産業展)会場で開催されました。主催 はパン食普及協議会、全日本パン協同組合連合会。

このコンテストは日本のリテイルベーカリー(小売のパン屋さん)の商品力を高め活性化することを目的としており、初回となる今回は日本のパン屋さんならではのパンをということで調理パン部門、菓子パン部門、国内産小麦パン部門にカテゴリ分けをし、昨年から全国のパン屋さんに呼びかけ、東西で予選競技と審査が行われていました。決勝ではそこから選び抜かれた12名が出場しました。
3部門に分けて審査が行われた

3部門に分けて審査が行われた

ガイドは審査委員を務めさせていただき、3日間かけてすべてを試食しました。この記事では各部門最優秀賞を受賞した3名とそのパンをご紹介します。

調理パン部門

健康的で食欲をそそるパン3種類、が課題となった調理パン部門の最優秀賞は、株式会社クラブハリエ ジュブリルタン(滋賀県彦根市)の今井悠輔さんでした。
今井悠輔さん

今井悠輔さん

今井さんは会場に送ったはずの常温の素材が届いていないというハプニングにも負けず、会場内で借りてきた素材で時間内に作品を仕上げ、見事優勝されました。

■近江ノカオリ(220円)
近江ノカオリ

近江ノカオリ

地元の食材、滋賀県名物の近江鶏のササミと赤コンニャクを柚子胡椒マヨネーズ、XO醤で味付けした具材を包んだお総菜パン。表面のコーングリッツが香ばしい。

■近江牛カレーのフーガス(200円)
近江牛カレーのフーガス

近江牛カレーのフーガス

地元の食材、近江牛と野菜のカレーを作り、ほうれん草入りの生地に包んでフーガスのかたちに成形、チョリソーをトッピングしています。
近江牛カレーのフーガス

近江牛カレーのフーガス


■カプレーゼ(200円)
カプレーゼ

カプレーゼ

バジルペーストを練りこんだパンにトマト、ジャガイモ、モツァレラチーズそしてバジルをトッピング。フレッシュでジューシーなパンでした。

審査委員長を務めた日本パン技術研究所所長の井上好文さんによる総評では、ミキシングや成形でもっとこだわった食感を追求してもらえたらよかった。地産地消を考えた人が多く、心強く思った。今井さんは芸術的なこだわりと工夫、味と食感、地産地消などバランスが良かったとのことでした。

次は菓子パン部門です。