クラブ・ド・サントノーレ

パン業界で働く女性の会、クラブ・ド・サントノーレでは7月6日、日本製粉東部技術センターにおいて、ネモベーカリー&カフェの根本孝幸さんを講師に招き、プロ向けの製パンセミナー(人気商品の実演)と講演会を行いました。
なごやかな雰囲気で行われたクラブ・ド・サントノーレのセミナー

なごやかな雰囲気で行われたクラブ・ド・サントノーレのセミナー

根本さんは15歳でパンの世界に入り、マザーグース(池袋)、ポンパドゥル(池袋)、オーバカナル(原宿)、アトリエ・ド・リーブ(白金台)を経て、2007年武蔵小山でネモベーカリー&カフェを開業しました。さまざまな時代、さまざまなスタイルの店を経験することで、直接身につけた考え方、知識や技術、そしてコミュニケーション力がベテランの職人ならではの穏やかな雰囲気を醸し出していて、勇気づけられた受講者も多かったようです。

さて、ここでは根本さんがセミナーで提案された中から、家でも楽しめるパンのおいしい食べ方をレポートしたいと思います。

プリエーゼ

プリエーゼ(プーリア風のパン)

プリエーゼ(プーリア風のパン)

最初に紹介されたプリエーゼというパンはパスタに使う黄色い硬質小麦、デュラムセモリナ粉を使ったイタリアのプーリア地方のパンをイメージして作られています。対粉5%の全卵に含まれるレシチンの効果で、柔らかくも弾力のあるセミハードな食感に仕上がっています。

ネモベーカリー&カフェでは「パネプリエーゼ」(260円)として販売されています。断面積を多く取れるように斜め切りにして焼いてブルスケッタにしてもよいし、ナポリ風にサバのコンフィなど魚系のサンドイッチも合うそうです。

今回は「日本人が納豆ご飯を食べる感覚でイタリアで食されるサンドイッチ」が紹介されました。イタリアで豆腐や納豆の感覚で日常的に食されるといったらモツァレラチーズです。

プリエーゼサンド

プリエーゼサンド

プリエーゼサンド

パンに切れ目を入れてオリーヴオイルを垂らし、エンダイブ、モツァレラチーズとトマト、塩コショウ、ルッコラの順に挟んで、仕上げにもオリーヴオイル。これで出来上がりです。

赤白緑のイタリアンカラーが鮮やかで、ほろにがい葉野菜がトマトやチーズの自然な甘味を引き立て、食欲をそそります。パンはプリエーゼがおすすめですが、さっくりとセミハードな食感のシンプルなものであれば同様にできると思います。