根本孝幸さんの提案するイタリア風パンの愉しみ(3ページ目)

フォカッチャ生地で作る夏野菜ピザ

これは家でパンをつくる人に是非試してもらいたいチーズなしピザです。野菜の旨味が生地にしみこみ、チーズがなくとも十分なボリュームと味わいが堪能できます。
フォカッチャ生地にピケして（穴をあけて）オリーヴオイル、トマトソースを塗った生地に炒め玉ねぎを敷きつめ、5mm厚のナスとズッキーニの素揚げを交互に重ね、仕上げに赤パプリカを散らし、塩コショウ、オレガノを振ります。
250度で10分から15分、色鮮やかに焼き上げたら、赤唐辛子をミキサーにかけオリーヴオイルに漬けた「ぺペロンチーノロッソ」をかけて仕上げます。

エスプレッソラスク

ネモベーカリー＆カフェにはコーヒーを飲んでいる以上に香りを楽しめるエスプレッソ食パンというパンがあります。コーヒー豆の粉3％とエスプレッソ10％が入った食パンです。これを8mmスライスにしてアパレイユを塗って焼いたラスクが人気です。
アパレイユは家庭向きの量に換算すると無塩バター90ｇに対し粉糖60ｇ、卵白10ｇ。卵白が入ると仕上がりがパリッとします。約160度の低温で乾かすように焼きあげます。
ほろ苦く、甘く。大人向きのラスクです。

セミナーではこのほか、キッシュロレーヌと焼き菓子が紹介されました。

ネモベーカリー＆カフェの記事はこちらです。

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