PR
ウイスキー&バー/ウイスキー、おススメのこの一瓶

オーヘントッシャン アメリカンオーク新発売2/25(2ページ目)

ローランドモルトを代表する「オーヘントッシャン」の1st.フィル・バーボン樽熟成が2月25日に新発売となる。グラスゴーで「オーキー」の愛称で地酒として愛されているが、いま世界の大都市で人気が高まっている。

協力:サントリー
達磨 信

執筆者:達磨 信

ウイスキー&バーガイド

PR

「オーキー」と呼んで、粋に楽しむ

3回蒸溜のポットスチル

3回蒸溜のポットスチル

モルトウイスキーの蒸溜は通常、初溜と再溜の2回である。3回蒸溜はアイリッシュのお家芸であり、スコットランドではローランドで多く見られた蒸溜法であったが、いまでは「オーヘントッシャン」が唯一その製法を守りつづけている。
オーヘントッシャン蒸溜所ではポットスチルが3基並んでいる。初溜釜と再溜釜の間に中溜釜(インターミディエイトスチル)が存在する。3回もの蒸溜を重ねることによりアルコール度数は高まり、最後の再溜を終えて樽詰めされるときの本流液(ニューメイク)は平均81%の度数となる。
この繰り返しの蒸溜、つまり加熱機会が多いことにより熱化学反応で一部新たな成分が生成され、フルーティーな香りのエステル類が生まれる。それと同時に、アルコール度数が高いことでもエステル類が生成される特長もある。
そしてアルコール度数が高いだけに、貯蔵樽の材との反応も強く、樽材の影響を受けやすい。そのために樽の調達からはじまる品質管理を徹底しなければ、麗しい香味は誕生しない。

2月25日新発売の「オーヘントッシャン アメリカンオーク」は、ファーストフィル・バーボン樽で熟成させたもので、フレッシュでフルーティーな感覚を堪能できる。とくにソーダ割り、ハイボール・スタイルで爽快に味わっていただきたい。「オーキー」と呼んで可愛がっていただければ嬉しい。(ボトル撮影/小寺浩之)

undefined

 

それでは「オーキー」のラインナップを紹介しよう。
[AUCHENTOSHAN AMERICAN OAK]
700ml/40%/3,600円(希望小売価格)
「オーキー」ならではのデリケート&スムーズに加え、ファーストフィル・バーボン樽由来のウッディネスが爽やかに香る新世代シングルモルト。
色   金色
香り  バニラ・ココナッツ・青りんご・シトラス
味   甘いバニラクリーム・青りんご・ミント・シトラス
余韻  心地よいウッディネス・さらっとしたバニラ様の甘さ



undefined

 

[AUCHENTOSHAN 12YEARS]
700ml/40%/3,600円(希望小売価格)
幾重にも立ちのぼる繊細な香り。スムーズな飲み口にアーモンドやキャラメル様の甘さ、シトラスの甘酸が漂い、ドライな感覚の余韻が楽しめる。
色   金色
香り  クリームブリュレ・シトラス・ナッツ・若葉
味   スムーズで濃いオレンジやライムの甘さ
余韻  ジンジャーやナッツのような余韻



[AUCHENTOSHAN THREE WOOD]
700ml/43%/7,100円(希望小売価格)
undefined

 

バーボン樽で熟成した後、オロロソシェリー樽に詰め替えて熟成。さらにペドロヒメネスシェリー樽に詰め替えて熟成。3回蒸溜のニューメイクを3種の樽で3回熟成させた濃厚な味わいが特長。
色   非常に濃い琥珀色
香り  チョコレート・ドライフルーツ
味   複雑なウッディネス・厚みのある味わい
余韻  クリーミー・温もりのある長い余韻

関連記事

ボウモア デビルズカスク限定600本新発売
バランタイン17年ミルトンダフエディション
バランタイン17年スキャパエディション
ジムビーム/バーボン、偉大なる血族の記録
メーカーズマーク/プレミアムバーボンの証
※記事内容は執筆時点のものです。最新の内容をご確認ください。
※メニューや料金などのデータは、取材時または記事公開時点での内容です。
  • 前のページへ
  • 1
  • 2

あわせて読みたい

All About注目リンク

PR

ウイスキー&バー 人気記事ランキング

2024/11/22 更新
ランキング一覧
  1. 1サントリーオールド、冬はホットウイスキーのススメ
  2. 2ウイスキー・ソーダとハイボールの違い
  3. 3ウイスキーボトルに見る英国ガロンと米国ガロンの違い
  4. 4ウイスキーボトルに700mlと750mlの何故?
  5. 53回 ライムやレモン、どうする?
協力:サントリー

カテゴリー一覧

All Aboutサービス・メディア

All About公式SNS
日々の生活や仕事を楽しむための情報を毎日お届けします。
公式SNS一覧
© All About, Inc. All rights reserved. 掲載の記事・写真・イラストなど、すべてのコンテンツの無断複写・転載・公衆送信等を禁じます